夫、妻の浮気、不倫、夫婦問題専門カウンセラー河野匡利が提供するコラムです。
浮気、不倫した夫はまたするものなのか。
それはいったいどうしてなのか。
ではどのように対処して考えたらよいのでしょうか。
もう手遅れなのか、夫と不倫相手はどこまで本気なのか。離婚したほうがよいのか、離婚になってしまいそうなのか、夫と不倫相手の関係に妻の不安や心配は尽きないでしょう。
でも、そこまで不安がらなくてもいいケースもあれば、危機感をもっていただかないと大変な状況になりそうなケースもあれば、すでに深刻な状態というケースもあります。
カウンセラーはそれをどういう視点で判断しているのか。
不倫の二人の関係性がどの段階かについて解説します。
これは不倫ではない。本物の恋なんだ。
そう思っている二人。
それもお互い配偶者がいるw不倫者同士であればどうでしょうか。
勘違いも甚だしいし、不倫の恋がそこまで言わせる副作用って凄いものです。
恋愛経験がない(少ない)夫(妻)が不倫すると、不倫では終わらない場合も少なくありません。
「自分は浮気、不倫を家庭には持ち込んでいないし、妻や家族に迷惑をかけていない。それに妻と外の女は別。」
そんな認識で不倫している夫は多いもの。
不倫した夫(妻)が欲しかったもの
夫が妻に求めていたことは夜の夫婦生活だけではない。
寄り添い共感され感じる安心感。
手と手を触れ合って感じる温もり。
心が繋がって湧き出てくる平穏な心地よさ。
不倫された妻もそのような欲求はある。
でも、不倫した夫は人より多く必要としていた。
妻がもっと自分に関心を持ってくれること、自分を好きになってくれることだった。
私(妻)は夫の幸せを邪魔する嫌な女なのか
あなた(夫)が大切、気持ちがある、好きだとか、離婚しないとか、考え直して欲しいと言う妻に、どうしてあなた(妻)は自分の気持ちばかり言うのか。
あなたは自分の幸せしか考えていないよね。
僕(夫)の気持ちはどうなの?
僕の幸せはどうなるの?
僕が幸せになることも少しは考えて欲しい。
などと言う夫。
妻は夫の幸せを邪魔する嫌な嫁なのか。
あなたを女性として見れない。
セックスレスだった夫婦の場合、不倫が発覚した後、どこかのタイミングで出てきますが、夫の言葉を過敏に受け止めないでくださいね。
この言葉の意味をどう解釈して、夫にどう向き合えばよいのでしょうか。
自分がそこまで不安に感じていたこと、怖がっていたことは、過剰な捉え方だったと受け止めることができるようになります。夫の言動に一喜一憂し過ぎたり、真に受ける必要はないのです。
不倫に触れることが怖くて何も言えなかった。
夫の逆キレや暴言が嫌で黙らされている状態だった。
でも今が違う。
以前より心が安定し、自信がついてきた。
だから妻は動じない。
もう夫の暴言にひるまない。
すると夫は、、、、。
自己肯定感が低い夫は不倫に走りやすい
「浮気、不倫した夫に、自己肯定感、自己価値感の低さを見いだすのはなぜか。」
「夫は、そもそもなぜあの不倫相手なのか。」という問題(疑問)を常に考えてきましたが、多くの事例に携わってきて得た結論を解説します。
既婚を隠して浮気、不倫する夫(妻)
既婚を隠して浮気、不倫する夫は一定数います。
妻、子供の存在をなかったことにする人たち。
結婚を描いていた不倫相手からすれば、結婚するする詐欺男。
恋愛欲求、性的欲求などを満たすために嘘のストーリーを作りあげ、もう一人の自分を演じる。
人として最悪な愚行ですが、彼らはなぜ独身と嘘をつき浮気、不倫するのでしょうか。
夫と別居したら心身とも安定してきた妻
不安を感じながらも夫と離れてみたら、一緒にいないことに心地よさを感じた妻。
別居してみてわかった新たな発見です。
自分の心を整理するため、そして夫婦関係を見つめ直す意味でもポジティブな選択であり、別居は離婚の確率を高めるとか、夫婦破綻の状態を作る行動と考えないでください。
不倫された妻のほうがした夫より苦しい
なぜ不倫したのか。
俺は苦しかった、辛かったなどとばれてから妻に言う夫たちはいる。
自分は妻に承認されていなかったことや、妻に不当な扱いを受けたことによる心の傷を言っている。
それが事実なのか、事実ならどの程度なのか。
そもそも夫のネガティブな思い込みなのか。
でも、これだけは事実ですが、夫は逃げた。逃げていた。
夫が言う苦しさがどの程度かは別として、逃げる場所があった。
その苦しさがどの程度か知りませんが、その苦しさを一時的に感じなくさせていた。
いっときしか効かない不倫という劇薬によってです。
その不倫という劇薬を得るため犠牲にしたもの、裏切ったものは莫大だということを忘れてはなりません。
複数の女性と浮気、不倫する夫の心理
複数の女性と浮気、不倫する夫(妻)に悩む相談者様も多いのですが、探偵調査員時代、この手の夫たちの行動を現場で見せられたものでした。
浮気癖のある夫の脳内、心や精神はどうなっているのでしょうか。
どうしてこんな浮気性の夫になったのでしょうか。
複数の女性と浮気する夫の心理と解決の糸口について解説します。
不倫された妻の苦悩がわからない夫
妻にとって夫が不倫していたことがどれだけ信じられないことなのか。
妻にとって夫の不倫で受けた苦悩はどれだけ大きいのか。
妻が不倫した夫に対して何に怒っているのか。
妻が不倫した夫に何を望んでどうして欲しいのか。
不倫した夫にはわからない。
夫の不倫は夫自身に大きな問題、責任、過失があるとカウンセラーは強く感じます。
妻に愛されていないから外でバランスをとる夫
夫婦の夜の営みを妻に拒否られていたり、自分に対して男としての興味関心がない妻と感じていた。
このような夫が夫婦関係に求めることは夫婦の性愛です。
満たされない期間が長ければ長いほど、浮気、不倫、風俗という問題が起きるリスクはあります。
「夫が不倫を自白しました!」という状況の多くは、妻が夫を問い詰めて認めさせた、夫に言わせたという場合が多いはずです。夫としては妻の追求をかわし切れず、認めざるを得なかったのです。
しかし普通は隠し通すものだし、問い詰められても否定する夫ばかりなのに、「夫が自ら不倫を自白してきた!」というのはどうしてでしょうか。
私は彼女より下だった。
私は彼女に負けたのです。
そう感じる妻は多いもの。
彼女のことをどう思っていたのか?
彼女のことを好きだったのか、愛していたのか。
そんなことを夫に問うと、別に好きでもなかった。ただ何となく、、、。
夫のそんな言葉に妻が納得できるはずがありません。
夫が彼女にしてあげたことの数々。
夫が私(妻)を裏切ってきたことの数々。
その事実をどう受け止めろと言うのでしょうか。
夫の感情にどう影響を受けるかの責任は自分次第です。
自分の思考、感情、認識は自由裁量の余地があります。
夫の言葉や顔色、機嫌に流されない自分になってください。
カウンセラーが言います。
「なぜ不倫が叩かれるのか。」
「なぜ不倫がいけないことなのか」を。
不倫でいったい何を得たのだろうか。
失うものばかりで何も残りはしない。
今まで築き上げたものがすべて台無しになる。
不倫した人たちが被った代償を様々な不倫の結末を見てきたカウンセラーが斬ります。
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