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不倫相手を失いたくないだけの夫|カウンセラーコラム

夫の不倫問題の解決、夫婦回復へ

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コンセプト夫にとって不倫相手とは


カウンセリング相談者

不倫している夫は勘違いしている。
夫は不倫相手が心のよりどころ、心の支えだと思っているが、
大きな錯覚だと気づいていない。

夫が求めているものは承認されたい、繋がりたい。
自由でいたい、快楽を感じたい欲求であることを自覚しているだろうか。

夫が享受できている欲求は、好きでなくても愛していなくても、
自分の理想のタイプでなくても、満たされることを認識しているだろうか。
夫が欲しい欲求は、お金でも享受できるものと理解しているだろうか。

その欲求を満たしても賞味期限があり、渇望するとまた欲しくなる。
という堂々巡りであることがわかっているだろうか。

心のよりどころ、支えを外に求めても満たされることはないのです。
心のよりどころ、支えとなれるのは、安心できる平和な家庭の中。
夫婦、家族なのに。

夫にとって不倫相手はかけがえのない女性ではない。
心のよりどころ、心の支えではない。
ただ承認を与えている、失いたくはない女性です。


不倫相手にも妻にも取り繕う夫


夫婦カウンセリング相談者

夫がいきなり離婚を切り出してきた。
そんな夫は離婚の覚悟を決めて言っているのだろうと妻は思う。

夫に何度問い詰めても、俺の気持ちは変わらない。
夫婦としてはもう無理だから。
おまえと一緒にはいられないとまで言ってきた。

じゃあいつ離婚するのか。
離婚したら、私たちは、あなたはいったいどうするのか。
この家はどうするのか。
財産のこと、養育費のこと、子供の福祉のこと、とにかく諸々のことはどうするのか。
夫の仕事を手伝っている妻もいますが、離婚したらどうするのか。

離婚という聞き捨てならない言葉を妻は浴びせられ、
妻は現実的なことを聞いているのですが、はっきり言わない夫たち。

言えるわけがないのです。
そこまで本気で離婚の覚悟を決めて言った発言ではないのですから。


ではいったい裏では何が起きているのでしょうか。

夫が離婚を切り出してきた。
その多くは不倫相手との関係に何かしらの出来事が起こったことが多いものです。
よくあるケースが、不倫相手から別れをほのめかされた、言われた夫。
これまでずるずる関係が続いてきたのは、ある意味不倫相手の我慢のうえで成り立っていた二人。
彼(夫)は、なかなか決断がつかず、妻に切り出せないままでした。
こんな関係のままなら、私(不倫相手)はもう引くという意思表示をしてきた可能性は高い。
そこまででなくても、夫自身がもう決めなければいけないと追い込まれたタイミング。

それはまた、不倫相手の妊娠とか、
不倫相手が既婚で離婚した、もしくは現実となりそうな場合とか、
いろいろなケースがあります。

結婚願望が強く、彼氏がいたけど煮えくり返らない男性で結婚を望めないから別れたというケース(だからといって、うちの夫かい!?と妻は思いましょうが)。
〇〇頃までには一緒になりたい。
でなければ別れるという不倫相手。
このような実例もあります。

既婚者とわかって不貞関係だった不倫相手も当然悪いですが、
カウンセラーから言わせれば、不倫夫もずるくていいとこどりの人ではないでしょうか。

本気で離婚するつもりはないのに、
離婚できるかどうかわからないのに、
恋愛関係を維持するために嘘をついてきたわけだから。

相談者様がこれまで見てきた二人のライン、聞いてきた音声。
妻とは上手くいっていない。仮面夫婦だ、家庭内別居だ。
セックスレスだとか。
離婚したい、離婚の話で進めているとささやいている夫も多いはずです。

そんな彼(不倫夫)に対して、
信じていいの?
本当なの?
と、問う。
信じているけど不安だから何度も聞く不倫相手。

不倫夫は、不倫相手に対して、前後の言葉は様々ですが、
「信じてくれ」という言葉を出して安心と信頼感を与えるもの。

責任、信用という言葉に、「とる」、「して」がくっつくと、その破壊力は相当です。
不倫相手にとっては不倫の彼を信じられる言葉。
そう容易く言われる言葉ではないでしょう。

でも不倫する夫にとって、関係を持続させるためには簡単に言える言葉のようです。
この二人の温度差はすごいものです。

不倫も相手次第、進行状況次第で、夫自身が自分をコントロールできなくもなる。
不倫相手を切ることができないのです。


彼女を失いたくない、関係を維持したいだけの夫


夫と不倫相手

夫は承認されたい。
男としても人間としても。
そもそも自己肯定感が低く、自分のことをよく評価していない夫は、
不倫相手の存在によって、自信がみなぎり精気が奮い起こされている状態です。
人生のパートナーとしてよりも、心身の安定のために必要な人と錯覚しているのです。

でも、不倫相手が必要ということと、
離婚するということは別だと捉えている夫が多いと思ってください。
だから不倫相手に上手いことばかり言っているのに、妻に離婚の話など何も言っていなかった。
離婚して欲しいと言ったことは言ったけど、妻の反撃にそれ以上言えなかった。
そのようなことがよくあるのです。

そんな状況のなか、夫の不倫相手はどんどんのめり込んでいく。
妻へマウントする不倫相手も少なくない。

「なんで別れないんですかぁ?」
「離婚してあげてください」
「奥さんのこと、いつも嫌だって言ってましたよ」
「旦那さんは円満離婚したかったんだと思いますよ」
もあるし、
「旦那さんは今、私と一緒にいます」という不倫相手。
このようなことを平気で妻に言う不倫相手。
どれだけとち狂っている女たちでしょうか。

ただ、その裏には、不倫夫の情けないほど、呆れるほどのずるさがある。
女も悪いけど、夫の罪は莫大です。

被害者気取りになる不倫相手がいるのも無理がありません。
そうさせた原因は不倫夫にもある!とカウンセラーは感じてます。


とにかく不倫相手と自分を比べることはしないでください。
二人とも本気だから、離婚になるのではと根拠もないのに諦めないでください。

優しくて責任感があって、頼りがいがあって、真面目な夫であると信頼していたのに、
卑怯でずる賢くて、弱い夫であることを目の当たりにして、辛いことでしょう。

そのような夫に、
「どうせ妻はそれ以上のことはできない」、
「離婚なんてできない」と思わせている。
本気で離婚なんてできないのは夫自身のくせにです。

でも、その妻の弱さを知っているから、夫は女を手放さない。
関係をやめる必要がないと思わせている。

「彼女は夫にとってかけがえのない女性なのだろうか。」

いや、そうじゃありません。

かけがえのない女性などではない、
ただ失いたくない女性なだけです。

夫婦は終わってはいません。
心のよりどころ、心の支えになれるのは妻です。
自信を失わないでくださいね。

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