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離婚を迫る夫は不倫相手と別れたのか|カウンセラーコラム

夫の不倫問題の解決、夫婦回復へ

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コンセプト離婚を迫る不倫夫

離婚を迫る夫は不倫相手と別れたのか!?

カウンセリング相談者の妻


夫は不倫相手と終わった、別れたと言っている。
妻に不倫がばれて、問い詰められ、夫は不倫を認め、不倫相手と別れる、終わりにすると言ってきた。
だから夫を信じて不倫相手には何もしなかった。
そのようなケースもあれば、
妻は夫と話した後、不倫相手にも行動をおこし不倫を認めさせただけでなく、不倫の慰謝料を払わせたり、誓約書を交わした妻も少なくありません。

後者の妻は夫の不倫を強制的に終了させたとも言えますが、夫自身も離婚したくて不倫していたのではなく(前者もそうであるが)、夫婦、家族を選択し、夫婦関係の修復に向けて努力する意向を示していた夫でした。
しかし夫に覇気はない、元気はない。妻に突然、自分の楽しみを奪われたわけですから当然です。

そのような夫がしばらくして妻に、
もうあなた(妻)とは無理。離婚して欲しいと言ってきた。
夫は妻のことが本当に無理で、嫌いになったから離婚したいのでしょうか。


一旦は別れたか、もう潮時かと諦めていた

不倫して離婚を迫る夫


本日のケースは、
夫の不倫に対して妻は妻なりに不倫相手にも行動をおこしケジメをつけました。
そしてその後の夫の言動、態度に、もう不倫関係は終わりだと現実を受け入れている様子もうかがえました。
離婚して一緒になりたいほど彼女のことを思っていたわけではないと言う夫も少なくありません。
妻、家族を裏切ってまで(捨ててまで)女に走ることはさすがにできない。
そこまで酷い男、悪い夫(父親)にはなれなかったわけです。

そこが夫との間だけでバトルして、夫が彼女とは別れる、終わりにするからと言って、幕を閉じた場合とは違います。
夫も不倫相手も追い込まれたわけでなく、これでは懲りません。
そのような場合であれば、夫は不倫相手に何も言っていないか、妻にばれたことを言っても、別れ話どころか、「別れたことにしてうまくやっていこう」って結託する場合が多いはずです。
ここは不倫を甘く捉えないでください。

また、これもたいして変わりませんが、
夫との話し合い(バトル)の中で、不倫相手に電話した(メール、ラインなどで連絡をとった)妻もいます。
彼の奥さんにばれたと知り謝罪してきて、今後連絡も接触もしないと約束する不倫相手も多いのですが、それだけで不倫は終わらない場合は多いものです。
不倫相手がどのような言動、態度であっても、不倫に終止符が打つか否かは、それだけでは確信がもてないのです。

しかし妻は、夫に不倫を認めさせ、不倫相手にも不倫を認めさせ、不倫相手は妻に対して慰藉しました(誓約書も交わしました)。夫も夫なりに自分の選択は夫婦だと受け入れたのですが、、、、。

彼女のことが忘れられない。
お花畑のど真ん中にいた頃の高揚感が忘れられない。
妻や家族に向き合っているときもあるけれど、抜け殻のように心ここにあらずの様相です。

どっちの思いが勝るのやら、、、。


不倫が解決した後で初めて離婚を言ってきた

離婚は夫婦関係が原因と言う夫


不倫していた頃、夫が離婚を言ってきたことはない。
不倫がばれたときも夫は離婚は言わなかった。
そして妻が不倫相手に行動をおこした際も、夫は離婚も別居さえも言わなかった。
むしろ離婚したいわけじゃないと言っていた夫だった。

なのにすべて決着がついて、不倫相手とは切れているはずで、これから夫婦関係の回復にがんばっていこうというさなかに、初めて夫が離婚を言ってきた。
なぜ!?
妻が不倫を終わらせてから、ある程度の月日が経過した頃、夫がいきなり離婚を言ってきたのです。

「やっぱりあなた(妻)とは無理だ」から始まる言葉の数々。
夫婦の不一致、夫婦関係がよくなかったことや妻の非を言ってくる。
言われた妻もこう思う方が多いもので、
確かに私はいけなかったし、悪かったことは受け止める。
主人はもう私には気持ちがないし、嫌いなのだろう。
私とやり直す気持ちがないくらい冷めたのだろうか。

・・・・

違います!

「えっ!彼女のことが忘れられないから!?」
「女の影をいつまでも忘れられずに追っていて、妻と離婚して、彼女にあらためて交際をアプローチするつもりなの!?」

う〜ん、稀にいますけど、そんな夫、怖いです、違った意味で(苦笑)。

私は明確に答えます。
別れていないのです!
か、
一時、離れたけど、また連絡をとった。
連絡をとって、「やっぱり、、、」「どうしても、、、」から続く未練がましい言葉、無理やり別れさせられた思いで納得していない。そんな愛の言葉は想像がつきませんか?
お互いの気持ちを確認したわけです。

そこから頻繁にこそこそと連絡を取り合う夫と不倫相手。

密会するのも時間の問題ですし、かなり気を付けている二人もいますから、わかりにくい。

信じやすい妻ならば、「私、本当に終わっているものだと思っていました」という声はよく聞きます。
でも、夫自身も終わるしかないを受け入れていたのは事実でしょう。

夫はこのタイミングで、
不倫相手とは完全に切れていなかったから離婚を言ってきたのです。
不倫相手とはいったん終わっていたけど、またくっ付いたから離婚を言ってきたのです。
不倫相手の気持ちをあらためて感じたから離婚を言ってきたのです。


夫はそこまで妻が嫌いじゃない

夫と不倫相手


だからと言って、「彼女とまだ別れていないのか。まだ会っているのか」や、「私と離婚して彼女と一緒になりたいんでしょっ?」と夫に何度聞いても答えはこうです。

彼女とは終わっている。
彼女は関係ない。
僕が離婚したいのはあなた(妻)とは無理だから。

ならば、こう聞きますか?(聞くお気持ちはわかります)

「私と離婚したらどうするのか?」

(不倫相手を想定しているわけですが、今後出会う他の女性も含めた話として)
「あなたは再婚したいのか?」

この問いにも、再婚はしない。考えていない。わからないもある。
俺は天涯孤独で一人かな、
俺は誰も幸せにできない男だからと自虐的なふりもある。

でも、彼女がその気持ちならばあり得るかもしれないとか、
離婚したら、僕はあらためて彼女にプロポーズするかもしれない。
信じられないでしょうけど、そう放った不倫夫たちもいるのです。

もちろん言動からして超あやしいことが見え見えなのに、
彼女は関係ない、今は切れているふりをしているのですから開いた口がふさがりません。

実際に、夫と不倫相手は確認し合っている。
すでに会っているはずです。

で、不倫相手はこんなフレーズを夫に投げてくる。

私はあなたについていきます。
でも、あなたが後悔しないようにしてください。


こんな言葉に不倫夫はぱり〜んと弾けてしまう。

このまま彼女を失う(手放す)ほうが後悔すると思えてくるわけです。

だから妻にはもう邪魔させない。
もちろん彼女と次の人生を歩みたいから離婚してくれなんて、言えない。
離婚したい理由は、夫婦関係の不一致だ!に落としどころをもっていくわけです。

そして離婚ができなければ、別居を言ってくるでしょう。
いついつまでに出て行くからは常套文句です。
ほんとどこまで身勝手な夫でしょうか。


不倫相手とは間違いなく繋がっております。

恋愛経験があまり豊富ではないタイプですと、無駄に真面目に恋に陥ってしまっている状態ですから、離婚して彼女とうまくやっていけると本気で思ってしまっているわけです。

さらに信じられないこともあり得ます。
自分の子供とは離れたくないから親権まで主張し、俺が育てると真顔で言ってくる夫も、これまで何人もいたくらいです。

妻にしたら不倫相手と一緒になるのであれば、子供はいない方がいいに決まっています。
夫は父子家庭でもいいと考えているのだろうかと言っていた方もいますが、いえいえ、女と一緒に育てると思っていますよ。

「えっ、女にだって二人子供がいるんですよ!」

はい、皆で幸せな家庭が築けると思っているのですと答えましたが、その通りだったわけです。
そんなできないことも平気で妄想して、やれちゃうもんだと真剣に考えているから不思議です。


けっして妻に気持ちがない、
離婚したいほど嫌いじゃない夫が多いですから、
自信を失わないでください。

しかし放置、様子見ではおそらく終わりません。
だからと言って妻のやり過ぎた行動は、夫が暴走して出て行くリスクはあります。

どうすることが得策か、個々のケースに合わせて考えていきます。

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