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不倫夫は離婚できない、するつもりがない

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コンセプト不倫夫は離婚しない

不倫夫は離婚はできない、するつもりがない

夫の不倫カウンセリング相談者

奥様からすれば不倫している夫なのですが、不倫相手の女性からすれば(不倫)恋愛している彼です。

その彼は奥さんとうまくいっていない、夫婦は破綻している、仮面夫婦で家庭内別居状態。
妻とはもう無理だし夫婦関係を継続するつもりはないと不倫相手は聞いてきた。
そのうえ、この先ずっと一緒にいたいとまで言ってきた彼(不倫夫)もいる。
しかしそんな様子の彼(不倫夫)であるけど、いつまで経っても奥さんと離婚しない。
離婚もですが、家を出て別居するわけでもない。
彼(不倫夫)は本当に妻と離婚する気があるのだろうか。
そんな苛立ちも隠せない不倫相手ですが、不倫している彼は、いったいどういうつもりの男なのか。
また、どれだけ優柔不断で一つに決められない男なのか。

またそれは、不倫している夫を常々見ている妻にとってもそうなのです。


離婚できない、しない夫たちの事情

不倫している夫

不倫している彼の態度や言葉をいいように捉え、離婚すればいいのにと期待している不倫相手もいますが、妻と離婚するようなことを聞いている不倫相手もけっこういるでしょう。
では、彼らは自分の妻と本当に離婚するのでしょうか。

答えは、離婚なんてするつもりはない夫。
離婚はしたいけど、離婚できる状況ではない夫。
結局、離婚はしない、できない夫たちが多いというのが現実です。

いずれにしても不倫相手からすれば、「あなたは、離婚するする詐欺だ!」のレッテルを貼りたくなるでしょう。
いくつかの原因をあげていきます。


妻と離婚する気が毛頭ない男

不倫関係と言えども、夫が常々、僕は妻と離婚するつもりはない。家庭を壊すことはしない。
そう不倫相手に宣言し、不倫相手も納得して関係を続けていたならばまだいい。
それはそれで二人の利害が一致して、お互い嘘がない状況で割り切って関係が続いてきたはずです。
しかし相手に気持ちがさらに入っていき、自分だけの相手にしたいと思い、段々と割り切れなくなるのは不倫と言えども男女の色恋沙汰ですからあり得ること。
これだけ自分のことを大切にしてくれる。愛を注いでくれる。
さらに妻とはうまくいっていないことを聞いているし、勘違いしていく女も多いはず。
彼(不倫夫)は奥さんと一緒のうちは幸せになれないと。
奥さんと離婚して自分と一緒に人生を歩む姿を想像し、そう期待する不倫女性たちです。

でも様々な事例を検証すると、確かに夫自身、妻と離婚はしないし、家庭を壊すつもりがないことは確かなのですが、不倫相手に気を持たすことをささやいているのです。
そのよくある言葉が、
あなたとずっと一緒にいたい。
ずっと愛を捧げます。
君なしではいられない。
妻とではなく君と先に巡り会っていればよかった。
僕を信じて欲しい、責任はとる。
妻とは離婚したいんだ(離婚するのではなく、希望的観測)。

離婚という言葉を発しなくても、これらの言葉が不倫相手にどう伝わり、相手がどう受け止めるのかは相手次第です。
私たちは愛し合っている。
彼が選んでいるのは私だし、奥さんよりずっと愛されている。
不倫相手は段々本気になっていく。
いっぽう、不倫夫は奥さんといつまで経っても別れない彼のままです。


離婚を言う不倫夫

離婚はしたいが、なかなか決断できなくてずるずるしている男

離婚したい気持ちはあるし、不倫相手にもそう言っている夫ですが、どうしても決断できなくてずるずるきている夫(不倫相手からすれば彼)も、少なくありません。
ただ、離婚したい気持ちがあると言っても、何度か妻に離婚を言っただけで、妻に跳ね返されてから言っていない夫もいます。

とくに未成年のお子さんがいる夫のケースによくあります。
しかし不倫相手にはそうは言わないことが多く、「もう少しの辛抱だ」、「もう少し待ってくれ」とか、「妻と詰めているから」とかの理由で、不倫相手を繋ぎとめているはず。
だいたい未婚の不倫相手に、「子供がかわいそうで、、、」と言いにくいのです。
自分の妻に敵対心をもっているし、中には自分の子供にも嫉妬しているような不倫相手もいるのです。
妻とはやっていけない。でも子供のことを考えると、なかなか離婚を決断できない。
親権をとって離婚もありかと考える不倫夫もそのような夫たちです。
子煩悩な不倫夫も多いということです。


妻と離婚条件が合わなくてずるずる離婚できない夫

離婚を前提で夫婦で話し合っている場合もあれば、離婚調停を申し立てて調停で話し合っている場合もあります。
妻は妻で、夫が提示する離婚条件がのめない方もいるし、離婚すること自体考えていない方もいますから、なかなか夫の思う通りには進みません。
不倫相手からすれば、いったいいつまでもめているのか?という話です。
本当に離婚できるのか。離婚するつもりがあるのかと言いたくなるような彼(夫)なのです。

彼(夫)は彼なりに、今話し合っている。妻のせいでまとまらない。そんな言い訳ばかりする羽目になっている。
不倫相手からすれば、奥さんに譲歩して早く別れればいいのに!
そんな状態も長く続くことになるのです。


彼の妻が絶対に離婚しない妻だった

離婚は不倫夫がしたくても一方的にはできません。
離婚を切り出されている妻には妻なりの離婚しない事情はあるのです。
すでに不倫に気がついている妻、不倫相手のことも把握して事実を証拠として掴んでいる妻もいます。
不倫で離婚なんてしないよ!というスタンスでいいとカウンセリングでもお伝えすることはよくあります。
また、不倫相手に対して、「あなたがうちの夫とどうしたいかは知らないが、何年待っていても私は離婚はしませんよ」でよいのです。

私は不倫している未婚女性に対して常々思います。
自業自得ではありますが、このような彼(不倫夫)たちとの不倫恋愛で抜け出せなくなり、何も残らない無駄な人生を費やしているだけですと。
後々、「私は婚期を逃した、あなたのせいで」と彼(不倫夫)を責める痛い女になるだけです。



どちらも好き、どちらか選べない不倫夫なら

不倫で離婚したい夫

離婚を言ってきているが、どちらか選べない不倫夫

夫の不倫問題は様々で不倫する夫も色々ですが、このような不倫夫も実在します。

妻も好きだし、不倫相手も好き。
どちらか選ぶことができない。

でも、離婚は言ってきております。時には強く離婚を迫ってきます。
でも、夫自身はどちらも切れないし、どちらも大切なのです。
大げさな表現をすれば、妻や家族と一緒にいるときは、不倫相手のことを思い出し恋しくなっている。
不倫相手と一緒にいる時は、妻や子供のことをふと思い出している(恋しくなっている)。
「どうせ子供じゃないの?」と言われる方もいますが、そうとも限らないのです。

妻にすり寄ってきたり、夜の夫婦生活を求めてきたり、
不倫していても夫婦、家族で楽しむことを欠かさない夫も多いのです。
でも不倫相手からの愛、自分を必要としてくれる気持ちは感じているし、これまでの関係性によっては、夫自身が不倫相手に罪悪感を抱いている場合もあるので、妻に何を言われようが、不倫相手を切ることはできません。
むしろ妻が不倫相手を責めたり攻撃するようなことがあれば、激高したりキレて態度が悪くなるものです。

となるとこの手の夫はどう考えていくかというと、
両方うまくやっていこうと考えるものです。
だから離婚しても夫婦は今まで通りだ!
籍を抜けば夫婦じゃないのですが、関係性は変わらないんだ。
そのようなおかしなことを真剣に言う夫が多いのです。

不倫相手からしてみれば、このまま不倫の関係でいいはずがありません。
だから彼が離婚することを結果として示してくれなければ納得しない。
夫自身も不倫相手に先々のことをあの時、その時は本気モードで言ってきたのも事実でしょう。
二人の関係を不倫恋愛のままで終わらせるつもりがないと理解し合ってきた二人です。

好きな人がいる。
一緒になりたい女性がいる。
本気で好きになってしまった。
そんな言葉も出てくるのがこの手の不倫夫の兆候でもあります。

でも、離婚はのまない妻。当然ですよね。
夫に不倫相手がいると確信した時点から、夫に対しての向き合い方を大きく変える妻も多く、そもそも夫は妻のことが嫌いではないのですから、夫婦関係がよくなる夫婦もいるのも皮肉なものです。
ただし、何度も言いますが、そのような状態でも、夫は不倫相手を切れないし、思い出したように妻に離婚を言ってきます。

ほんと難しい状態に陥っていると感じますか?
確かに普通はこんな風にはなりません。
妻のことが嫌いで、もう夫婦はダメで、自分が選択するのは彼女だから離婚したくて、妻に離婚を迫るものです。

妻がばっさり離婚でいいって言ってくれて、行動で示してくれればいいのに、、、。
なかには「彼女が俺を振ってくれればいいのに」と言っている夫すらいます。
夫の気持ちの比重は不倫相手に対してのほうが大きいものと受け止めて欲しいのですが、どちらか選べない男なのです。
ということは、どちらも自分では切れないのです。

ならば離婚なんてできない。
やはりいつまでたっても離婚しない(できない)彼(不倫夫)の状態は続くでしょう。

なお、このような場合は私的には妻が不倫関係を強制終了させるケースの方が多いのかなと、経験上そう捉えております。


離婚しないくせに不倫相手を手放さない!

ダブル不倫している夫

個々のケースによりますが、彼(不倫夫)が離婚を口走ったり、離婚の意思を漂わせてから2〜3年が経過しても状況に変化がなければ、離婚できない可能性、もしくは離婚する意思がないのではと疑ったほうがいいものです。
ひどい不倫夫ですと、妻に離婚の話さえ言っていない夫もいる。
もしくは今すぐに離婚できないことは不倫相手に言ったつもりとか、彼女もわかっていたはずといいように解釈している夫もいるくらいです。

そんな彼(不倫夫)を察して、決断を迫る不倫相手の気持ちもわからないでもないですが、
奥さんと離婚できないのであればもう終わりにしたいと強く言ってくる相手もいます。

夫にとって不倫相手を失いたくないあまり、それを起点に妻に離婚を迫り始める夫も多いものです。
それどころか不倫相手の妊娠が契機となる場合もあり、中絶するどころか、産む産まないの話し合いまでに発展したりする。
不倫相手に対する罪悪感も大きくなり、もう離婚を決めなければと背中を押された不倫夫となるケースもあるのです。


様々な理由はありますが、いつまでたっても離婚しない彼(不倫夫)は離婚する覚悟がないのです。
だから不倫相手はいつまでも都合よく振り回され続ける女のままです。

「奥さん、どうして彼と離婚してあげないのか。自由にしてあげなさいよ!」
ではなく、
不倫女さん、彼(不倫夫)の本音も知らず、彼に執着し過ぎ、こだわり過ぎなのです。

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