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不倫相手が怖いから別れられない夫

夫の不倫問題の解決、夫婦回復へ

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コンセプト不倫相手と別れられない夫

不倫相手が別れてくれないから別れられない夫

夫の不倫相手

別れたいけど、彼女(不倫相手)が何をするかわからない。
不倫相手をばっさり切ることができない夫。

妻にばれて、彼女とは別れる、終わりにすると言ったから、夫を信じたものの、
待てど暮らせど、またっ!?って何度妻に言わせれば気が済むのか。
妻からすれば、夫はどっちにもいい顔をしていると言いたくもなる。

妻が不倫に気がついていない(疑っていた。気づいていないふりの妻もいます。)場合、
彼女が妻にばらすだろう。妻に知られたらやばい。
会社にばらすだろう。会社に知られたらまずい。
それが不安で怖くて回避したくて、別れられない状態の夫もいます。

いったい何が原因でこうなるのか。
夫は不倫相手が本当に怖くて別れられないのでしょうか。


別れられないのは彼女のせいと逃げている!?

別れない不倫相手

不倫関係も様々、不倫女性もいろいろです。
夫が言うように危ない不倫女性も実際に存在することは事実です。
しかし、不倫相手と何としても別れる、金輪際終わりにするという意識が、
あまり高くない夫は多いものです。

いつまでも続けていてはいけない、この辺で終わりにすることもありか。
その程度は思っている夫も多いはずです。
しかし、彼女が俺をふってくれたらいいのに。
彼女の方から離れてくれたらいいのになどと、
自分が悪い男にならずに終わりにできればいい。
そう思っている夫も多い。

さらに不倫夫の中には、自分が悪かった。今度こそ別れようと思うどころか、
妻にばれなければこんなことにならなかったと思う人たちも多い。
不倫相手と揉めていたり、別れ話をしていたわけではなく不倫の関係は良好だったから、
別れる覚悟が足りないのは当然かもしれません。
その程度の不倫夫に対して、不倫相手と別れる気持ちがどの程度かと、
秤にかけても意味がありません。

しかし実際夫は、妻、家族を選択していることは間違いありません。
だから離婚はしない、したくないと言っている。
それに不倫相手ともう別れた、終わったと嘘をついていない。
(彼女と続いているとか、まだ別れていないとまで言う夫も少ないのですが)。
ただし、夫が不倫相手と別れられるかどうかは別問題です。

その理由が、「だって、彼女が何をするかわからないし、怖い女なんだ」と、妻に言う夫。

確かに世の不倫女さんのなかには、危険な女はいます。
想像がつくと思いますが、夫が別れ話しようものなら、暴れて取り付く島もなくなる女です。
暴れるは言い過ぎですが、被害者に転身し、夫にかなり圧力をかけてくる女たちです。

自分は滅茶苦茶にされた。
裏切られた。
婚期を逃した。
で、どう責任をとってくれるのか、落とし前をつけるのか!?

「怖っ!」

被害者意識は満開です。
不倫相手のその意識は、自傷行為から彼への復讐、仕返しにまで移行するから怖いものです。
夫自身、不倫相手の性格はわかっているから、現実味がわいてきます。

これまで不倫相手に気持ちがあることや、愛を捧げできたような夫。
俺を信じて欲しい、責任はとるくらいのことまで不倫相手にささやいてきた夫。
不倫相手と関係を持続させるために上手いことをたくさん言ってきた夫。

さらに優柔不断で小心者は多いから、
自分から別れをばっさりと言えない、非情になれないものです。

妻を目の前にして、「俺はどうかしていたんだ」と言ったとしても、
あの不倫真っ只中のとち狂っていた時期、
悪態をつきまくり、妻を否定し、離婚でもいい(離婚してくれ)と言うくらいな夫だったのに。

ですから、「彼女は何をするかわからないから」とか、
「怖い女だから」と言っても、
自業自得で、自分が怖い女にさせたようなものです。
夫の言っていることは明らかに責任転換であり、論点のすり替えでもあります。
すぐに不倫相手と別れられないのは、彼女のせい と言っているのです。

つまり、本気で別れを切り出す勇気がない夫であることも否定できないのです。


もし本当に別れてくれないような女であれば

夫のダブル不倫相手

既婚者と不貞関係を続けていたことは事実ですから、不倫相手は悪くないとは言えません。
夫婦が破綻していたなどと夫からどんなことを聞かされていても、
ただ鵜呑みにして反論しているだけに過ぎません。
もし彼が既婚と知らなかったなら別ですが、
それなら既婚と知った時点で自分から終わりにすることはできた。
しかし、そうしなかった行動は不倫相手の過失です。

いずれにしろ、不倫相手は夫に気持ちが入り込んでいることは確かで、
それゆえ、別れ話をふってきた夫が急に手の平を返したようで、許せない感情が拭えない。
自分は騙されていた、都合よく扱われていたと感じ、恨みつらみの感情も湧いてくる。
つまり失恋の現実を受け入れる心の状態ではないのです。
執着心が強くなっている不倫相手という状態です。

実際、この段階になってからの不倫した夫の相談も少なくありません。
ケースバイケースですが、妻にすべてを正直に話し、覚悟と決意を示すこと。
そうアドバイスすることもあります。
夫自身が相当な覚悟をもって不倫相手を切らないと難しいこともよく言います。

だからと言って、妻が不倫相手に会って交渉するなどはやめたほうが賢明です。
妻が動けば動くほど、妻が不倫相手に圧力をかければかけるほど、夫に跳ね返ってくるだけです。

ならば、妻が夫に自分で別れることを委ねるか。
これも実際に期待できません。
もし2〜5年耐えられるなら、なくもないでしょう。

カウンセリングでは個々に詳しくお伝えしますが、
まずは夫婦でとことん話し、夫が不倫相手と別れることに言及する必要があります。
不倫相手と本当に別れられるかどうかではなく、
その前に、夫の決断を夫婦の間で確たるものにさせることです。

そしてその次に、夫が不倫相手に行動を起こすことです。
不倫相手に何を言われても、別れなければいけない夫になる必要があります。
不倫相手に非情にならなければいけません。
しかし同時に夫は加害者にもなることです。
不倫相手に対して加害者でもある夫ということで、話をもっていくということです。

そんな弱みを見せたら、不倫相手は痛いところをついてくるのではと聞こえますが、
不倫相手の夫に対する許せない感情がなぜ拭えないか、夫は理解する必要があります。
夫にはそうせざるを得なくするように妻がもっていくわけですから、
夫への切り出し方も心理作戦で臨みます。
夫が無傷で終わらせるのは難しいのです。
もはやそのくらいの次元だと受け止めたほうがいいケースの方もいます。

別れを困難にさせた過失はそもそも夫に大きく、
その夫は妻が一緒になったこの旦那なのだと、妻も受け止めることが必要です。
妻が知らない、理解もしたくないこの不倫の二人の関係が、
どう行われていたかを知れば知るほど、私はそう感じてなりません。

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