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不倫を放置していたら夫が離婚を言ってきた

夫の不倫問題の解決、夫婦回復へ

あなたを心理面、行動面でサポートします!

コンセプト離婚を言ってきた不倫夫

不倫を放置し続けた末、離婚を言ってきた夫

不倫でカウンセリングを受ける夫婦

夫が不倫するとは思ってもみなかった。
そもそも浮気する人だなんて思ったことすらなかった。

信頼していた夫が、浮気、不倫していたケースはよくあります。

不倫に気づいたとき、あなた(妻)はどう感じましたか?
そしてどのような行動をとりましたか?

とある相談者の妻はこう感じました。

「浮気されても仕方がないのかな」
「居づらい環境にしていた私のせいなのかな」
自分に問題があると考え、夫婦カウンセラーに相談した妻の事例です。


自分に問題があったと反省した妻は

夫の不倫問題の相談者

妻が夫の異変に気がついたのは3年ほど前です。
帰宅時刻が遅い。
スマートフォンを肌身離さない。
話しかけても空返事。
今までと違う変化に妻は気が気でなりませんでした。

たまりかねた妻は、
「最近なんか変だけど、どうしたの?」と何度か言葉がけしたものの、
「仕事で忙しいから」、「何でもない。気のせいだ。」と、はぐらかされていました。

「最悪のことを考え弁護士にも相談しました。
弁護士は、不倫しているご主人は不貞を認めるはずがないから、
証拠をとったほうがいいと言われました。
離婚を考えているなら、有利な条件で離婚するためにです。

違う弁護士は、離婚するしないはともかく、不貞の証拠をとり、
不倫相手に慰藉料請求をすれば、不倫相手が手を引く可能性は大きいでしょう。
過去そういうケースは多いと言っていました。」

妻は女性弁護士にも相談しており、その弁護士はこう言ったそうです。
「離婚するにしても、これから奥様が一人で生きていく覚悟が必要です。
離婚後のことを甘く考えないほうがいいですよ。」と。

自分みたいな人間が(ご自身でそう言っていました)、
一人で生きていくのは大変だよ、できますか?
と、言われたようで胸に刺さったそうです。

実際、妻は離婚は望んでいなかった。
ただ、離婚を考える時期が迫ってくることが不安だった。

そんな不安をよそに、夫の行動は度が過ぎていき、態度も悪くなっていく。

妻も疑って勘ぐってしまうし、苦言も言ってしまう。
それに反応する夫のキレ方も酷かった。

「どこにいるの?」

「なんだよ!〇〇だよ。」

「どうしてそんなに怒るの!?」

「いちいちうるせえからだよ!」

不倫相手と一緒にいるのに嘘をつく。
疑えばキレる。もう聞くな、声もかけるなという態度でした。
「家にいると、しんどい。辛い。一人になりたい。」
そうよく言っていたという。
しかし、夫が離婚を言うわけでもなく、普段の生活は何も変わりません。

妻はその頃、夫婦カウンセラーに相談したのです。
そのカウンセラーのアドバイスはこうでした。

「離婚したくなければ、探偵に依頼して証拠をとって不倫相手に慰謝料請求するとか、
奥様が直接不倫相手に会って話をつけようとか考えてはダメ。

とにかく不倫については触れないこと。
そもそも夫婦関係に問題があったのです。
ご主人にとっていい妻でなかったことを反省し、自分を変えていきましょう。」
そう諭してきたのです。

妻もこれまでの結婚生活を振り返り、確かによくない妻だったと感じていました。
だから自分が変わるように努力しようと決めたのです。

すると段々と夫に変化が出てきたのです。
いい妻を実践し続けるにつれ、夫の態度がやんわりとしてきたのです。
心変わりして不倫相手と会わなくなったのか、
不倫が終わったのかと錯覚するほどでした。

実際、他の相談者様の夫にもこのような変化はよく見られます。
夜の夫婦生活が戻った、増えた。
休日に二人で外出している。
寝る部屋も一緒。
なかには、不倫していなければ、いい夫なのにと感じる方もいます。

ただし、妻は夫がいまだに不倫していることに気づきます。
アンテナを立てているから、わかってしまうのです。

不倫のことは何も知らない妻、
以前は疑っていた妻が言わなくなったので、終わったと思っている妻。
夫はそう思っているから、ガードは甘くなりぼろが出ている状態です。

実際、妻が変わり半年、1年が経過しました。
しかし夫は相変わらず、不倫相手と連絡をとっているし会っています。

不倫を隠して罪悪感を感じている様子も見られない。
外で好きなことをして家に帰っても、うるさいことを言われない、探られない状況です。
妻がいろいろ言わないから、口論も喧嘩も起きません。

つまり、夫婦関係は過去を振り返っても、すごくいい状態です。
不倫している今がいい状態なのは、ほんと皮肉なこと
です。

残業して終電を逃して帰れないのは、残業ではなくデートして外泊するつもりだった。
出張と言ったのは、不倫旅行だった。
それも妻はわかったけど、黙っていました。
夫婦カウンセラーの教えの通り、不倫のことに触れずに耐えてきたのです。

私は相談者に質問しました。
私、「その夫婦カウンセラーのその先の展望はどうだったのでしょうか?」

妻、「段々とフェードアウトして、不倫相手と別れるはず、、、」

私、「・・・・!?」


不倫夫がいきなり離婚を言ってきた!

離婚を言う不倫夫

「離婚して欲しい」

ある日、夫が初めてそう言ってきたのです。

このまま夫婦を続けていても苦痛だ。
お互い一緒にいる意味がないだろう。
ただ子供たちのために頑張ってきた。
経済的なことを含め、できることはするつもりだとも言ってきた夫。

子供のためには頑張れるけど、あなた(妻)とはもう無理、限界だ!
そのような言葉も言われたとか。

妻、「誰か好きな女の人でもいるの?」と聞くと、

夫、「それはない。」と否定してきたのです。でもそれは嘘。

あれから彼女と進展したのかと感じた妻でした。
不倫のことを知っていると何度も切り出したい妻でしたが、必死に頑張ってきた。

もしかして、私がいい妻を演じている間に、彼女は離婚したのか。
もしかして、夫の子を妊娠したのか。
あり得ないこともない。

これでは不倫をずっと放置してきたも同然だと感じた妻。
ずっと放置してきて最後は離婚の結末なのか


夫にとって、彼女も大事、家族も大事といいとこどりだった状態。
でも、いつしかそのバランスは崩れるもの。


「このままではだめだ。やっとわかった瞬間でした。」と言う妻。

もう遅いかもしれない。手遅れなのか。
何も知らないふり(終わったと信じているふり)をしてきた代償は大きかった。
まさか最後は真顔で離婚を言ってくるとは。

でんと構えていれば、夫に自覚を促し、不倫を終わらせ、戻ってくるが教えだった。

自分が変わればきっと夫婦関係は改善できると信じてきた。

そうやって不倫が終わり、夫婦関係を改善できた夫婦もいるかもしれない。
でも、自分の場合はダメだったのです。

不倫がわかったとき、すぐに不貞の事実をとり、夫にも不倫相手にも行動を起こしていたら、
こうはならなかっただろうか。

けど、もう過去のこと。悔やんでも遅い。

今、夫は、「離婚して欲しい」のだから。

夫に本気度が感じられた妻でした。

いったい、これからどうしたらよいのでしょうか。
もう離婚を受け入れるしかないのでしょうか。
夫に何を言っても「俺の気持ちは変わらない。」と話しになりません。
だから彼女に行動を起こしたほうがいいのでしょうか。
その前に義両親に言うのもありでしょうか。

実際、この段階で相談されてくる方が多いものです。


夫の離婚の気持ちはどこまでの覚悟か!?

離婚回避したい妻

私は、相談者様に、
不倫を終わらせる行動をとっていないのだから終わるはずがない
と言います。

妻が実践してきたことは、夫婦間、家庭内の空気をよくする行動であり、
この相談者様が実践してきた、いい妻、良妻賢母は間違っていないはず。
実際、功を奏してきました。

該当する相談者様には、
不倫を終わらせる行動が先ではなく、夫婦関係の問題を何とかすることが先決です。
と言う場合もあります。

それを踏まえて今回の相談者様にアドバイスしたカウンセラーの見解は間違ってはいない。
それは確信するところなのですが、
その先、どうするかの詰めが甘いのです。
あまりにも時間をかけ過ぎ、放置し過ぎだったのです。

要するに妻が先に実践した行動だけでは不倫は終わらないことがわかっていない。
過去、そうやって不倫が終わった事例は私のところでもありますが、
これまでの経緯、状況などを聞けば判断できますが、
誰しも一緒くたに不倫が終わるとは到底言えません。

ですから、夫婦の距離を縮めた。夫婦でくすぶっていた問題が改善できた。
妻にとって、自分はある程度やり切ったという前提ですが、
まだ不倫問題にメスを入れていないから、切り出しましょうということです。
そのタイミングが遅いのです。
1年も2年も、足ふみをしていなかったか?

結果、「離婚して欲しい」と先に言われた状態です。

本来なら、夫から離婚を切り出される前に、不倫問題にメスを入れるのが理想的だった。
この相談者様は放置し過ぎだったのです。

繰り返します。
妻が夫婦関係をよくしようと努力してきました。そして夫の態度も変わってはきました。
夫婦に何かしら問題があったなら、それを(完全ではなくても)解決していた。
夫との距離もだいぶ縮まった。
そんな状態にもっていったうえで、不倫を切り出すというわけです。

おそらく、その後も様子見してきたのでしょう。
夫が離婚を言ってくるわけではない。
妻の生活に何かしら支障が生じてきたわけでない。
だから、あえて不倫のことを切り出し、せっかく夫婦がいい感じになったのに、
溝をつくることはしたくない。
いずれ夫も自覚し終わらせるのではという期待もあったのでしょう。

そんな状態だったことを理解して欲しいのです。
まだ離婚を言われていないけど、そんな状態かもしれないと感じる方は
気づいてください!


いずれにしても、このような深刻な状況になりました。
離婚を言われて、納得ができないし、離婚は受け入れたくない。
もう離婚になってしまうのかと、諦めないでください。
夫の離婚発言は本気です!と、深読みし過ぎないで欲しいのです。
ここはカウンセリングで読み解いていきますが、本気の覚悟もない夫もいます。

軌道修正はなるべく早くです。

妻が心配するように、離婚を言われているこんな状態はただ事ではありません。

放置していた期間、二人の関係をより深く太いものにしたかもしれません。

でも、一つ事実をあげるなら、
夫は不倫していません(ばれていないと思っている意味)。
あくまでも夫婦の問題で離婚を言っています。
この状態が不倫者たちにとって、
離婚を勢いで強気に吐けるくらいにさせます。
まして離婚は言ったものの、その覚悟がたいしてない場合もあります。
不倫相手への罪悪感とか、不倫相手からの圧力で言っている場合もあります。


妻はまだ何もしていない(不倫に対してです)。
夫は真実を隠して結論を言ってきている。
夫の気持ちが本当にそれでいいのかも検証していない


それは妻が不倫のことを明らかにして、切り出すことから始まります。
だから言い方、切り出し方、タイミングとかをお伝えするわけです。


しかし、彼女に行動をおこしたらどうか、
義両親に相談したらどうかなどと相談してくる方々が多い!。
その意識は間違っています。

離婚はあくまでも夫婦関係に問題があったが、夫の言い分。
妻はこれまで努力して改善してきたわけですから、
そこをどのように覆し、どう言い、どう対処するか。
その結果、夫はどう言って、どう態度に示すか。

皆様が個々に対峙している自分の夫に対して、きっとこうなるだろう。
そんなんで解決できるのかと不安にもなるでしょう。
しかし、多くの事例に携わってきた立場から言いますと、
このような状態になっても、離婚にはならない事例は多々あります。


妻がわざと放置してきたわけじゃないのは理解しています。
夫婦関係のことを思い、努力してきた妻も多い。
その結果、夫に手応えを感じていたなら、自信をもって欲しいのです。

そこまで夫婦は悪くない。
夫は100%離婚したい(するべき)と覚悟して言っていない。
離婚して欲しい裏には、きっと何かある。
夫婦の問題は問題なのですが、不倫は不倫。
不倫に対処する時期を誤らないでください。

不倫問題対処サポートでもカウンセリングサポートしております。

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