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不倫がばれた後のネガティブな夫しか見ていませんか?

夫の不倫問題の解決、夫婦回復へ

あなたを心理面、行動面でサポートします!

コンセプト不倫後の夫だけを認識する妻

不倫した後のネガティブな夫だけを見ていませんか?

夫の不倫相談者

不倫がばれる前より、ばれてからのほうが夫婦関係は悪くなりませんでしたか?
夫婦関係は妻が問い詰めたり、責めたりしてから悪くなるものです。
不倫がばれる前、いや、もっと昔の夫婦はどうだったのか。
そんなところからカウンセリングが始まることがあります。



不倫というネガティブな出来事を何度も認識しようとする心

不倫がばれた夫

まさか夫が不倫するとは思っていなかった。
信じていたのに裏切られた気持ちになります。
悲しい、辛い、苦しい事実です。
だから夫を問い詰めたり、責めたりしてしまう。
でも、それは誰しもそうなってしまうもので間違ってはいません。
不倫を知って平静でいられるはずがないのだから。

しかし夫と話し合いをすればするほど、
夫にいろいろと聞いたり、自分の思いを言ったりします。
結果、夫は悪態をつく。
肝心なところを語らず逃げる夫もいます。
私(妻)にも原因があると主張する夫もいます。
夫は論点をすり替えており、本当に反省しているのかと責めたくなるものです。

もう終わった、別れたと言っても、あやしい言動、行動にまた気づかされる。
それを指摘すると言い逃れしたり、キレる夫も多い。
妻の苦悩は続きます。
だから妻はこうも思ってしまう。

不倫は本当に終わるのか。夫はやめるつもりがあるのか。
不倫したのに(いまだに続いているのに)誠実さが感じられない。
あんな態度の夫と、この先夫婦をやっていけるのか。
これが夫の本性だと思うと、離婚したほうがいいのかもしれない。

不倫がばれて夫婦がもめてからの夫は、妻にとっては今までで最悪に映っている。
夫に対してポジティブな感情が出てこなくなってしまうものです。

そのようなとき、私はこうお伝えします。
不倫が起こる前(妻が気づいた頃ではなく、夫が不倫する前)の夫を思い出してください。
夫婦関係が良かった頃です。
もっと昔までさかのぼり、お子さんが生まれる前の頃になる方もいるでしょう
と同時に、その頃の自分(妻)も思い出してみてください。

どうでしたか。
楽しかったですよね?いい思い出がたくさんありませんか?
夫婦としても男女としても気持ちが通じ合い、あなたは夫に気持ちを注いでいたし、
夫からも注がれていたと十分感じていましたよね。

でも、今は違いますよね。
だってあなた(妻)にとって、不倫というネガティブな問題が降りかかってきたのですから。
人生の中で経験しないくらい大きな問題ですよね。
だからどうしても、この不倫という問題、不倫した夫にロックオンしてしまいます。

たったひとつのネガティブな出来事(経験)は、
数多くのポジティブな出来事(経験)を帳消しにしてしまう。
傷を負ったあなたの心は、
ひとつのネガティブな問題を何度も再認識しようとする。
記憶に残り続けるわけです。
人間は楽しかった記憶よりも、苦しかった記憶のほうが心に残るものです。
またそれを何度も思い出します。
だって自分の身を守らなければいけませんよね。
あの角を曲がったところで、車に衝突された経験は、いつまでも記憶に残る。
あの角を曲がろうとするたびに思い出す。
あの角だけでなく、どこの角でも角を見たらネガテイブな記憶が呼び起こされるでしょう。
そういう心の状態に陥っていることを受け入れて欲しいのです。

自分がこれ以上苦しみを感じないため、自分の心を防衛したいため、
ネガティブな夫を何度も認識し続け、夫を責めたり何かしらの行動を起こしたくなっています。


自分の思考、感情、認識をコントロールしましょう

夫婦カウンセリング相談者

しかしこのような不倫夫でも、離婚まで考えていないのは事実で、
夫なりに反省しており、不倫したこと、嘘をついていたことも悪かったと思い、
妻の悲しみや怒りが静まり、乗り越えたいと努力している夫もいます。
不倫相手と切れていなくても、どうやって別れるかを考えている夫もいます。

夫には妻への気持ちが残っている。
妻からの愛情を求めている夫もいます。

「不倫なんてしてもですか?」
と聞かれますが、
「はい、こんな愚行に及んでいた夫でもです。」
と私は答えます。
つまり、妻の態度や言動次第で夫が変わってくることはよくあるのです。

妻は、
不倫をした夫。
不倫を終わらせていない夫。
私の期待に応えない、誠意が感じられない夫。
不倫がばれたあの頃、ネガティブな言動、態度だった夫。
そんな夫にだけ意識がいっているから、どうしても信じられません。
夫のことを頭に浮かべると(私が夫のことを聞いても)、
そのような夫が真っ先に浮かんできます。

水に流すとか、なかったことにするのではありません。
もっと昔のあの頃の楽しかった記憶を思い出してみましょうと言っているのです。
妻(夫婦)によって時期は違えど、過去のポジティブな経験を振り返ってみる。
そして今の自分の心の状態を理解したうえで、これからの夫婦のことを考えてください。

もちろん不倫は完全に終わらせる必要があります。
けど、「まずは不倫を終わらせることが条件です!」という意識に陥ると、
ネガティブで不安な自分モードになってしまうだけです。
自分自身をどう変えていくか、どう認識していくか。
自分自身の思考、感情、意識をコントロールできるようになれば解決は早いのです。
もちろん不倫問題も夫婦関係もです。

夫婦関係にどう向き合うか


counselor infoカウンセラー情報

浮気、不倫問題専門カウンセラー河野匡利

〒289-1104
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カウンセラー
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