「あなたは何もかもコントロールしたいだけ。
〇年も待ったのよ。
もう連絡してこないで!」
そのようなことを彼(不倫夫)に言った不倫相手はいますが、珍しいことではないのです。
夫は不倫相手にコントロールされていると言う妻はいますが、どうでしょう。
実際、
夫が不倫相手をコントロールしてきたし、
夫は妻もコントロールしてきたのです。
また、不倫相手は、夫に本気で絶対に別れないと感じている妻。
夫も夫で、不倫相手に本気で離婚を考えていると不安でなりません。
でも、それは杞憂であり、実際どうなっているかというと、
夫と不倫相手で繰り広げられる嫉妬心からくるケンカは常日頃。
不倫の関係にバトルはつきもの。
よくよく検証すれば、
不倫相手に他の男の影がちらつき、怒っている夫たち。
奥さんや家族のほうを向いている彼に激高する不倫相手たち。
どれもこれも、相手をコントロールしておきたい。
とくに世の不倫夫たちにコントロール志向が多いと感じます。
不倫相手との関係に危機が訪れたとします。
不倫相手にも彼(不倫夫)に我慢ならない場面は出てきます。
そんなとき、必死に秋波を送る不倫夫。
一緒に人生を歩むパートナーとして真剣に考えている女性だからではありません。
不倫相手をコントロールし自分の欲求を満たせなくなる不安から。
ただ失いたくないだけ。
「どうして俺から離れるんだ?」
「俺たちはそんだけの関係だったの?」
「僕はあなた(不倫相手)のことを思っているよ」
その程度です。
なのに家では詮索したり、ちくちく言ってくる妻に、
「やましいことはしていない。」
「俺は監視されて苦しい。惨めだ。」
「もう俺は出て行く!帰ってこない。」
と、どこの不倫夫も言う常套句。
でも、妻が謝ったり、おとなしくしていれば何も言わない。
帰ってくるし、出て行きもしない。
不倫相手からすれば、あなたは家族を選んだよねと思わせるには十分な行動だった。
でも事実、夫は妻、家族を選んでいるし、
まして一緒になる女性ではないと不倫相手に思っていた。
夫は自分の欲求を満たしたいため不倫相手をコントロールしてきた。
不倫相手が彼(不倫夫)に依存していたことも、何年間も続いてきた原因でもある。
しかし、不倫相手がそこから脱する場合は意外と多い。
「結局、あなたは私をコントロールしたかっただけ!」
別れを切り出す不倫相手もいる。
なのに妻は夫のコントロールの呪縛から解かれていない。
わかっている妻もいるけど、なかなか変えられない。
だから、夫はいつまでもこう思っている。
「妻は絶対に俺を見捨てない。」
「妻は最後は俺を許してくれる。」
妻、家族にとって俺はなくてはならない存在だ。
俺が何をしても俺の価値は十分ある。
いつの間にかそんな信念が夫に刷り込まされている。
ここを打破しないと解決しないのです。
妻の思考、感情、意識を変えること。
カウンセリングでの重要なテーマです。
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