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夫の浮気を見過ごすべきか、別居か離婚か

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コンセプト夫の浮気を見過ごすべきか

浮気相手のことを妻に言っていた夫


カウンセリング相談者

同じ職場の女性とか、知人女性の話題を家で妻に話しをする夫はいるものです。
しかしある時期からその女性の話題が出てこなくなったことはありませんか。
妻もそれほど気にはしていなかったのですが、「そう言えば、、、」と何気なく聞いてみたら、あまり触れたくない様子で、以前みたいに話さない。話題を変えてしまう夫に何か違和感を感じたりもします。

今回の事例の夫は会社員で60歳。お酒が好きで週に2〜3回は外で飲んでいる夫でした。
そんな矢先、3年ほど前から、よく行くやきとり店で一人の女性と知り合ったそうで、当時夫はその女性のことを、妻によく話していたそうでした。
夫が言うに、その女性は70歳で若い頃離婚して一人で子供を育ててきた女性。
すでにお子さんは成人し独立しており、パート勤めをしながらアパートで独り暮らしをしているとのことでした。

夫と彼女はその店でよく顔を合わせていた常連客どうしで、いつしか言葉を交わし一緒に飲み始めたようでした。
お互いお酒が好きで、その店を出て飲み歩いたりすることもあったという。
当時飲んで帰ってきた夫は、「あの例のおばちゃんと飲んでいた」「おばちゃん、元気でかなわんなあ」となんのやましい様子もなく妻に話していたという。

気さくで面倒見のいい男っ気のあるおばちゃん。
そう妻に話していて、夫より一回り年上で70歳。
夫も飲みに行く際に、「じゃあ、おばちゃんと飲んでくるから」と言って出かけていたものでした。

それが夫がおばちゃんとまさか関係してしまうとは、、、


夫の携帯電話から浮気がばれた


カウンセリング相談室

夫がおばちゃんと頻繁に飲んでいる話をし始めてから半年ほど経過した頃、妻は気になることがありました。夫の携帯代が3〜4倍にもあがったということです。
もちろん妻は夫に急に携帯代があがったことを問い詰めました。
しかし夫は会社関係でトラブルがあり、電話をしていたと言うばかり。
自分で働いて払っているんだから何が悪い!と切れだす始末。妻はそれ以上言えずにいました。
そんなこともあったなか、「私も飲みに行っていい?」と言った妻に急に切れだして、「来なくていい」、「おまえがいるとしらけるし楽しくない」と酷い言葉を浴びせたり、夫の態度は冷たくなってきたそうです。

そしてついに夫の浮気を確信する出来事がおきました。
おばちゃんと飲んでくると言わなくなり、飲んでくるとか、黙って出て行くようになった夫が携帯電話をリビングのテーブルの上に置き忘れて外出したのです。

そして夫が家を出てしばらくして夫の携帯に着信が入ったのです。
見知らぬ名字だけが表示され、妻は無意識に電話をとってしまった。
すると女の人の声で「もしもし、**君!?」と馴れ馴れしく発してきたではないですか。
妻は言葉を返すことなく無言のままだった。
するとすぐに女の人は電話を切ったという。

今の女の人は誰!?
夫のことを君づけで呼んでいるし親しそうに夫に呼びかける声。
まして夫の携帯に登録されているわけですから、偶然が重なった間違い電話のはずがない。

妻は夫の携帯の中身を見た。
妻とはラインでやりとりをしていたが、ラインの中にはあやしい女性の痕跡はない。
そしてショートメールを開いてみたら、「同じ姓の人とのやりとりがずら〜っとありました。先ほど電話がかかったてきた女の人とのメールの履歴ばかりでした。」と。
そして内容を見ていくと、その女の人はおばちゃんだということがわかったのです。

しばらくして携帯を取りに戻ってきた夫。
妻は同じ場所に夫の携帯を置いておき、何も問い詰めずに再び出て行く夫の背中を見ていたという。
あまりにもショックでどう対処してよいかわからなかった妻。
夫はおばちゃんと浮気している。
妻はしばらく耐えて、もう少し夫を探ろうと決めたのでした。

妻は夫の携帯代が高止まりしていることは知っていました。
「いったい彼女と何を話しているんだろう。」と、妻の関心は二人の関係性です。
罪悪感にさいなまれながら、妻の留守中に夫が彼女に電話をすることを踏んでリビングにボイスレコーダーを隠して設置したのです。

すると夫はやはり彼女に電話をしていました。
夫が話す内容から判断すると、
彼女の部屋に行っている様子であること。
彼女の体の心配をしていること。
それも年配女性に気遣っているという内容ではなく、まるで恋人の体を心配しているかのようだった。
もっと勘ぐると、彼女と不貞行為があると推測しても不思議ではない会話内容だったという。

実は妻は夫の浮気相手ことおばちゃんの自宅はわかっていた。
昔まだ夫が彼女のことをべらべらしゃべっていた頃、**町の**団地のようだと言っていたから。

夫が浮気相手の家に行っていることが分かった後、妻は一度だけその団地に行ってみた。
すると普段は自転車に乗って外出していた夫でしたが、夫の自転車が棟の前に駐輪されていたのを発見。
その棟の一階の集合ポストを見て、浮気相手の姓が記載されていた部屋があったので、彼女の部屋がわかったのです。
ただその時は夫にばれないように妻はすぐに引き返しました。


夫に浮気を問い詰めたら、、、


対面カウンセリングする妻

ここまでの事実を知ってしまった妻は夫を問い詰めました。
もう黙っていられない、すべてを言うしかないと、、、
浮気相手からの電話をとってしまったことだって浮気相手からきっと聞いているに違いない。
その後携帯の中身を見たことだって勘づいているだろう。
あの時以来、急に携帯電話を肌身離さなくなったから。

妻、「あのおばちゃんと浮気しているんでしょっ?」
夫は急に切り出してきた妻にしばらく無言だったが、
夫、「考え過ぎだ、被害妄想だ。」と言い返してきた。

妻、「彼女の部屋にも行っているよね!体の関係だってあるんでしょっ」
夫、「おばちゃんだから、そんなことがあるわけがない。家の前まで送っていったことはあるけど、お前の考え過ぎだ」
とにかく夫は頑なに否定し続けているし、言っていることはすべて嘘だった。

夫の様子を見ていると、妻に冷たいし、会話もなくなってきている。
心ここにあらずで、彼女のほうに気持ちがいってしまっていることは重々感じていたのです。

しかしいくら夫を問い詰めても、認めない。
ただの飲み友達で、そういう体の関係とかはないと言い張る。
部屋に送っていったのも1回だけ(と嘘をつく)
そしてそんななか、切れだしてきて、「でも勝手に人の携帯電話をとったり中身を見るのってどうなのかな。俺だったらそんなことは絶対にしない。」と、話しをそっちに振ってきて怒っている始末だったとか。
結局、話しがまとまるわけがありません。妻はもう話すことはやめにした。

そして後日、浮気相手にショートメールを送ったのです。
「夫を部屋に招き入れないでください。」というメッセージを。
浮気相手からはなんの返信もなかったという。
しかし帰ってきた夫には(当然ですが)伝わっていたようで、夫はかなり怒って妻に言葉を投げてきたという。
「俺は行っていない!」「そういう関係じゃない」と。
さらに、「そこまで俺を疑うのなら俺を追い出せばいい!」と逆切れしていたという。


別居、離婚か、見過ごすべきか、、、


不倫している夫と妻

夫はおばちゃんとの浮気はありえないと頑なに否定し続けるけど、二人のショートメールのやりとり、ICレコーダーに入っている会話で明らかだった。だってそれは思い過ごしでも、考え過ぎでも、妄想でもない実際に妻が見たこと聞いたことだから。

「主人が彼女のことを好きなのはわかっています、、、」
妻はカウンセラーにそう何度も言っておられました。
「別居とか離婚したほうがいいのでしょうか、、、」とも。

「とにかく休みの日に彼女の部屋に行くことが嫌。耐えられません。」

いくら夫に言っても行っていないと言う。
私がそこまで彼女といたいのであれば離婚して願いをかなえればいいと言ったものなら、
「俺は離婚の気持ちはないけど、お前が嫌なら離婚でもいい」と言い返してくる夫。

こんな夫でも情はある、できることなら別居も離婚もしたくはない。

でもこんな思いで日々暮らしていることが辛い、、、。

でも夫も彼女も高齢だ。少しくらい自由にさせてもいいのでは?そこまでうるさく言うのも可哀そうかとも思う。
というのは、友人もいなくいつも一人で飲んでいた夫。
「おばちゃんと飲んできた」という明るい弾んで言っていた頃は、確かに夫の機嫌もよく、夫婦もうまくいっていた。
私が勘ぐって突っつきだしてから、夫婦はおかしくなってきた。


違います。
妻が夫に不審を抱き、探り続け、問い詰めることもなんらおかしなことではありません。

また「二人で飲むだけならいいけど、どうして部屋にまで行くのか。それはやめて欲しい」と言うのも間違っておりません。
でも今となっては二人きりで飲むのも嫌悪感を抱いてきているわけです。

本心は、もう会わないで!二人で飲むのもやめて欲しい。

妻にばれる前は、おそらく月に5〜6回は浮気相手の部屋に行っていた様子ですが、妻にばれてからは、だいぶ減ってきたか控えている可能性があるという。
それでも月に数回は浮気相手と飲んでいる様子で、その店に飲みに行くことは妻に言うという。

このままでは妻の葛藤はおさまりません。
また夫が浮気相手の部屋に行かなくなったとしても、飲みにいかなくなることは難しい。
妻もそれはさすがに強制はできないと自覚されています。

こんな状況でいったいどうしたらよいのか。
カウンセリングではある解決の策を指南しております。

別居も離婚もする必要はありません。
だって妻はしたくないし、
それは夫も同じ思いのはずだから。

夫の浮気、不倫事例


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浮気、不倫問題専門カウンセラー河野匡利

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