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夫(妻)が浮気、不倫を自白したのはなぜ?|カウンセラーコラム

夫の不倫問題の解決、夫婦回復へ

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コンセプト夫が浮気、不倫を自白した!

不倫を自白した夫


浮気、不倫は普通はばれないようにするものです。
ばれることは絶対に避けなくてはならない、ばれたらやばい、それに認めたらまずい頭はあります。
だから配偶者に怪しまれても、問い詰められても、言い逃れする。
浮気の証拠を妻に見られても、必死に言い訳して煙に巻く夫のほうが多いのです。

しかし浮気、不倫している夫(妻)は、妻(夫)にばれるはずがないと高をくくっている人も多く、どこからその自信がくるのか呆れたものです。

ですから「夫が不倫を自白しました!」という状況の多くは、
よくよく検証しますと、妻が夫を問い詰めて認めさせた、夫に言わせたという場合が多いはずです。
妻の追求をかわし切れず、認めざるを得なかったのです。

でも、妻を鎮めるために、夫はこの場を何とか乗り切らなければなりません。
もう連絡しない、会わない、終わりにする。彼女と別れるなど、いろいろな言葉が出てきます。

では、夫(妻)が浮気、不倫を自白してきた場合はどうでしょうか。
夫の不倫を想定してお伝えしますが、妻の不倫にも当てはめてください。


夫はなぜ不倫を自白してきたのか

浮気を自白した夫


妻は疑っていない、夫が浮気、不倫しているとは思っていなかった状況で、夫が自ら不倫を自白してくる。
とにかく急に自白してくるのです。
夫婦で何か違うことで口論しているさ中に、切り出してくる場合もあれば、
夫のほうから話があると言われ、冷静に淡々と話してくる場合もあります。

いずれにしても、夫の口から「気になっている人がいる」、
「好きな人がいる」などの言葉が出てくるとは、妻は夢にも思いません。

となると、今までちょっと変だなと感じていたことのつじつまが合います。
残業、接待で夜遅かったのも、朝帰りがあったのも、不倫相手と会っていたんだ。
出張が多いと感じていたのも、不倫相手と旅行に行っていたんだ。
仕事が終わった後にバイトをしている様子だったけど、不倫相手との時間を作っていたんだ。
夜の夫婦生活が減ってきたのも、そういうことだったのか。

妻は夫のことを信じていたわけです。
なのに、目の前にいる夫は妻の信頼を覆す言葉の嵐。

いったい夫は何を言っているのか!?
意味がわからなかった妻もいる。
やっぱりそうだったのかと思った妻もいる。
いきなりバットで殴られたかのような衝撃です。

不倫を自白した夫はある程度のことはしゃべります。
自白された妻は、夫に相手はいったいどこの誰なのか。
あなたは本当に離婚して相手と一緒になりたいのかと聞いたりするでしょう。

しかし夫は肝心なこと、不倫相手の詳しい部分までは語らない(言わない夫が多い)。
彼女には関係ないこと。
これは自分と妻、夫婦だけの問題なんだと。

妻が不倫相手のことをさらに追求しても、
たとえ彼女がいなくても(別れたとしても)妻とはやっていけない(離れたい、離婚したい)。
僕たち夫婦はもう終わっているなどと言うものです。

夫が自白してきたことは本当なのか。
夫はどうしたいのか。私(妻)と離れたい(離婚したい)気持ちは本当なのか。

この段階を経て、カウンセリング相談される方が多いものですが、
カウンセラーがなぜ「深刻です」と言うのか。

もう一度言います。
夫の浮気、不倫、妻の浮気、不倫にかかわらず、
浮気、不倫って配偶者にも子供にももちろん親にも絶対にばれたくはありません。
普通は隠し通すものです。
妻が問い詰めても、とぼけ続けるものです。
なのに自白しました。
自白したばかりでなく離婚まで切り出してきているからです。

「罪悪感から隠し通すことがしんどくなったのと違いますか?」
そうですね、そういう理由もよく耳にするでしょう。
確かにいます。罪悪感から不倫を自白した夫(妻)たち。
「自白して楽になりたかった」のだろうかって?
しかし多くの事例に携わってきたゆえに言いますが、自白しても離婚まで考えていない(言わない)夫たちも多いのです。しかし離婚まで切り出しています。

夫が自白してきた理由、それは、

離婚の覚悟ができたから! 

覚悟って言うと凄い決心だと感じますが、
追い詰められたうえでの自白です。
今のこの状況を何とかしなければならないと踏んでの決心。
つまり、前々から(直前もあるし、数か月前、またそれ以上の場合と様々)考えていたこと、
言おうとしていたことだったのです。

でも離婚の覚悟ができた夫でも、
「妻に不倫がばれていない(あやしまれている場合もあるけど、核心まで知られていないと思っている)状態であれば、性格の不一致を言って不倫は隠し通す(否定し続ける)よね。」と思います。
確かに普通はそうです。
不倫を認めてしまえば不利になると考えますから、
不倫は隠す(否定する)夫の方が多いことは事実です。

なのに自白するとは、真面目か?嘘がつけないのか?
それもあるでしょう。
わざわざ自白するタイプにはそのような不倫者が多いことは事実。

ずっとのらりくらり、ずるずる不倫関係を続けてきたのですが、
もう決めなければならない時が来た。
何か節目となることが起きた。
離婚を決断させることがあった。
だからもう切り出すしかない!という状態になっている
のです。

それと、ここまではっきり言わないと妻は承諾しないだろう。
好きな人がいるとはっきり女の存在を言ったほうが妻は諦めるだろう。
ありきたりな性格の不一致で何か言ってもどうなのか。
夫自身、言うほど妻に突っつくことはない場合もある。

とにかく妻を納得させたいわけですし、勢いで言った感もあるでしょう。
妻に疑われていた夫なら、もうこの際言っちゃえとなった夫もいるでしょう。

いずれにしても妻が夫に自白させたわけではない。
不倫のことは夫が自白してきたのです。

やはり腑に落ちませんか?

不倫は自ら口を割らないもの。
それが自分の夫は自白してきたのですから。


不倫を自白させるほどの事が起きている

不倫を自白された妻


不倫を自白して離婚を切り出さなければいけないことが裏で起きていた。
だから覚悟を決めて言ってきた。
その覚悟の程度も様々ですが、「もう彼女を選んだほうがいい」という程度もあります。
いずれにしても夫が罪悪感にさいなまれてとか、夫が楽になりたいとか。
あまりいいように解釈しないで欲しいのです。
夫に不倫を自白させる事が起きているのですから、
やはり事態は深刻だと受け止めてください。

それと付け加えておきますが、
夫に離婚の覚悟ができたからではなく、
離婚なんてしたくないから自白した!も実際にあります。

ほんと不倫問題って様々なことが起きますよね。

不倫相手との間に事件が勃発した。問題が起きてしまった。
で、妻に言わざるを得ない状態になり自白した!です。

例えば、w不倫相手の旦那さんにばれた。
自分たち夫婦、家族にばれる(知られる)のは時間の問題かと焦ってきた。
実際に不倫相手の旦那さんに行動をおこされて追い詰められている場合もあります。
また、夫と不倫相手の間に問題が起きている場合もある。
不倫相手が何をしでかすかわからない。暴走しそうで怖い。不安になり先回りして妻に自白するケースもよくあります。


しかし、夫に離婚の覚悟ができたから不倫を自白したほうが多いでしょう。

では、自白するに至った原因は何でしょう。

女の存在です。
女の影響力です。
女との間で決めなければならないことが起きていた。

例えばダブル不倫だったとします。
不倫相手にも夫はいます。
しかし、不倫相手が離婚した。離婚はまだでも、かなり進展している状況になった。
よくあるのが不倫相手が自分の夫と別居したなどです。

独身の不倫相手であれば、かなり夫に熱をあげている。妻と離婚することを望んでいる。
不倫相手はいつまでもずるずるしたくない。
でも夫にも心当たりはあるはずです。
不倫関係を維持するために、妻と離婚して一緒になりたいという話をしてきたから。
いつまで経っても離婚も別居もしない彼にしびれを切らす不倫相手。
だから別れを切り出し、究極の選択を迫る不倫相手もいます。

不倫相手の妊娠もあります。
それも二度目三度目の妊娠とか、不倫相手が出産を望んでいるなど、
今後のことを決断すべき出来事が起きている可能性もあります。

いずれにせよ、不倫相手からの圧力が多いでしょう。
夫はこれまで、女を失いたくない、家庭を壊す勇気もない気持ちだったのが、
決めなければならない時が来た。
はっきりしなければならない時が来たわけです。

でも不倫相手ばかり責められません。
最後に決断したのは夫であることは間違いないのだから。


さて、深刻だと言ったのは、ここからもまた違うものです。

すでに妻に不倫を自白している夫です。
離婚まで覚悟している夫です。
それに不倫相手も夫にかなり執着心のある状況です。

不倫がばれないように、こそこそしている夫とは訳が違います。

不倫のステージは、私がよく言う第三段階に入っている。
不倫相手との生活、人生を供にすることを視野に入れているのですから、
この不倫関係を終わらせることの難しさは並大抵ではありません。
どこまで態度や言動に出すかは個人差がありますが、開き直ってくる夫になります。

不倫を自白したことで、妻をこれまで以上に避ける、妻と話さない。
食事すら一緒にとらなくなる。さらに自分勝手な行動をとり続ける。
妻にもう言ったから何をしてもいいくらいに振舞う夫もいます。
「堂々と不倫相手に会いに行っています」と言われる妻は多いものです。
夫は夫で、不倫相手に対して筋を立てたとの心証でしょう。

しかし妻はただ不倫を自白されただけで、
不倫している夫を公認したわけでも、別居、離婚をのんだわけではないのにです。

いずれにしても妻は別居も離婚も受け入れておりません。
不倫恋愛の末、
一緒になって幸せをつかめると思っている夫の戯言を聞いただけに過ぎません。

安易な返事をする必要はありません。
急に言われて、すぐに返事なんてできない。
少し考えさせてほしいという返事もよいとは言えません。
また「じゃあ離婚する場合の条件はどうなのか?」もあり得ません。
「少し考えさせて」とか、「離婚する場合の条件は?」が、
妻は前向きに考えてくれると夫に期待を持たれます。

「貴方の言っていることは理解できない。」
「貴方の隠された(裏の)事情は聞いたけど到底理解に苦しむのが率直な気持ち。」
焦っている夫ですが、その程度のゼロ回答で、明言しないままでいてください。

いったい誰とどんな状況なのかと、本当の事、真実を知ることは必要です。
しかし不倫相手に行動を起こすことは慎重な判断が必要です。
問題が解決に向かうどころか、困難なものにしてしまうことも多いからです。
ある程度の事実がわかっている状況であれば、何もしていない状態で相談することをお勧めします。



妻の愛情を感じない不満から自白した

不倫を自白した夫


また、このような夫もいます。

夫の不倫として進めますが、妻の不倫にもよくあります。
妻(夫)に愛されている感じがしない。不満があった。満たされなかった。
そんな夫婦関係のなか、自分に好意を抱いてくれる相手が現れ、親密な関係になった。

性的欲求が満たされない夫(妻)だったら、相手との不貞関係により、禁断の世界にはまってしまう。
不倫は劇薬。思考も下半身もおかしくさせるものです。
基本まじめで、妻(夫)以外に恋愛経験がない人なら、さらにとち狂うでしょう。

「好きな人がいる」、「気になっている人がいる」、「体の関係がある」などと自白する夫は典型例です。
妻(夫)を少しくらい嫉妬させたい思いもあるでしょう。
あなたに愛されなくても、自分を愛してくれる人はいるみたいな思い。
自分にとって性的欲求は重要なんだとか。なのにあなたとは、、、と。

だから、「あなたとやっていけない」、「先が見えない」、「別れたい」、「離婚して欲しい」などと言う。
しかし本気の覚悟はありません。
不倫恋愛の高揚感、刺激にはまり、抜けきれなくなった状態(依存気味状態)です。

これを言うと信じない相談者様が多いのですが、
夫の心理は、
不倫相手は恋愛をする相手なだけ。性的欲求を満たせる相手なだけ。結婚相手ではない。
でも、妻は結婚相手。
なのは間違いないはずです。

そもそも承認欲求、性的欲求が強く、それがないがしろにされていたと感じている夫にとって記憶に残る昔のネガティブな妻に耐えられないのです。

このような経緯で自白した夫であれば、妻の意識変換と行動改善で夫婦関係は修復できる可能性は高いでしょう。
ですが、夫婦に溝があった時期に始まった不倫は、それだけでは終わりません。
不倫は不倫で対処する必要はあります。

なぜ不倫を自白したかの心理は、夫(妻)によって様々です。
自分の夫(妻)のケースはどうなのか、わからない方も多いでしょう。
「自白するほど本気なのか」と捉えている相談者様が多いのも事実です。
不倫の対処の仕方も含め、ぜひご相談ください。


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