あなた(夫)のことを好きではない。
あなた(夫)を男として見れない。
あなた(夫)としたくない。
さらに、
私とではなく自分(他)で処理して。
妻が夫にそう言ったわけではありませんが(言ってしまった方もいますが)、夫婦の夜の営みをかわしたり、拒否られてこう感じる夫たち。
セックスレスではなく月に〇回はしています!でも、妻のやる気なさを感じるから、夫からすれば不満です。モチベーションは激下がり。
そのような期間が長ければ長いほど、いつか深刻な問題が起きるリスクはあります。
夫のネガティブな投影なのでしょうか。
夫が被害妄想的に感じることを妻が思っているかのごとく妻の心に映し出しているかのようです。
しかしこうも言えます。
夫婦にとって性愛は大事という価値観の人間に対して、
それが欠けることは、
〇自分は愛されていない(承認されていない)。
〇自分の存在がないがしろにされた(不当に扱われた)。
そう思わせるには十分です。
人は自分が愛を注いでいる(承認を与えている)相手から、愛されていない(承認を与えられていない)と感じることは辛いことで心は傷つきます。
ですから妻が夫婦仲は悪くないと感じていても、夜の夫婦生活において、夫が自分は承認されていない、不当に扱われていたというネガティブな感情によって、浮気不倫風俗問題が起こることは残念ながら往々にしてあり、結果的に夫婦仲に問題はあったと言えます。
日々そういう相談者様とお話しをする私(カウンセラー)は痛感します。
だからと言って浮気していいわけがない。する人はするし、しない人はしないよね。それは逃げだ!
そう思う気持ちも理解するし私も言ったりします。
しかしそこに固執しても問題は解決しません。
実際に問題が起きてしまったのです。
だからどう受け止め、どう考え、どう対処するかに目を向けなくてはいけません。
夫婦がどうだったにせよ、夫自身が、
妻はセックスをしたがらないから。
妻は俺としたくないから。
妻とはもうできないだろうから。
妻は家族としてとらえることにした。
だから外でバランスをとる。
俺はしんどいんだ。俺にはセックスが必要なんだ。
ここまで思ってくると、チャンス(偶然の出会いとか、アプリを利用して知り合うなど)があれば浮気してしまうでしょう。
また、いつ発覚するかですが、早くわかる方もいれば、何年もそのままの方もいますので長い方は要注意です。
しかし妻にとって、そんなことが苦しいだなんて、夫(男性)の心理がわからない。
私にも言いたいことがあるし、私の価値感もある。夫だって譲歩し折れるべきではないか。
家事育児、仕事に追われ私はいっぱいいっぱいだった。
夫がもう少し家事育児に協力的だったら私は応じていた。
さらに、だからと言って一般女性はダメだ。悪いのは夫。
そんな方もいるでしょう。
このデリケートな問題は、夫、妻それぞれの認識、感情の違いは大きいものです。
だから今まであまり触れてこなかったこの問題に対して腹を割って話す必要があります。
自分の意見ばかり主張して、私のことを理解して、わかってと必死にならず、相手の意見も最後まで聞いてあげ、理解してあげる謙虚さと寛容さも必要です。
また、専門カウンセラーに問題点を検証してもらうことも重要です。
浮気不倫風俗問題は夫が満たしたかった欲求を満たしたかったために起きたことは事実です。
夫が他に不満を言ったとしても、言うほどではなく、夜の夫婦生活や日ごろのスキンシップです。
それに妻は夫に妻としても母親としても女性としても思われていたと相談者様に言うこともあります。
妻が夫を男として思う気持ちより、夫が妻を女として思う気持ちのほうが大きかったと言うこともあります。
だから、自分は妻に承認されていない、妻に不当に扱われていたとまで感じる夫がいるのです。
問題の原因を受け止めて改善できる妻もいれば、ハードルが高い方もいます。
言わないでもいいことを言ってしまう自分でもあるし、言わなきゃいけないことが言えない自分もいます。
自分が改善したところで、「夫はもう私とは無理でしょう」とネガティブな感情を抱く方も多いです。夫の言動、態度を見てそう感じるわけです。
でも、こんな自分だったかもしれません。
夫から愛や承認を与えられていたけど、自分は同じくらい与えていただろうか。
自分はさばさばしていて冷たくはなかったか。
それと、よく感じるのは、夫への嫉妬心です。嫉妬してください。態度と言動で出してください。
今さらでもいい。夫の表面的な反応なんて気にしないでいい。
心がざわめき責めても攻撃してもいいけど、責めた分、弱音も吐いてください。
攻撃した分、嫉妬しちゃってください。
そのほうが伝わります。
夫婦関係を改善できる可能性は残されているのだから。
それがゆくゆく浮気不倫問題を解決することに繋がります。
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