夫婦カウンセリングの必要性｜夫の浮気、不倫問題

不倫した夫は妻が何に苦しんでいるのかわかっていない

不倫真っ只中であれば当然のこと、不倫が終わった後になっても、問題が解決しない夫婦は少なくありません。夫婦関係再構築は簡単ではないことをこれまで多くの相談者様を見てきて痛感します。

信じられない、許すことができない辛い感情で苦しまれている妻は多いものです。
今となっては大変なことをしてしまったと後悔し、懲りている夫も少なくありません。
しかし不倫を終わらせた後も毎日のようにもめている夫婦は実際多いことも事実です。

夫がもう終わっている、別れている、これからの僕を見て欲しい、信じて欲しいといくら言っても、妻は信じられるわけがありません。信じられない、許せないという感情に苦しんでいるのです。
だって何度も妻を裏切ってきた、嘘をついてきたわけですから。
あの頃の夫の暴言やネガティブな出来事が繰り返し呼び起こされる。

夫がとくに受け止めなければならないことは、
妻はなぜ夫が不倫に走ったのか理解できません。
自分の夫がまさか浮気、不倫するとは夢にも思っていなかった。
夫はそういう人ではないと信頼していたのです。

逆の立場になって想像すればいいことです。
もし、自分の妻が不倫していた。
それも1年前からだった。
ずっと嘘をついていた、裏切っていた。
どうでしょうか？

まさか妻がそんなことをしていたとは。
あの男と関係していた（継続的な不貞関係に及んでいた）とは。
妻はそんなことをする人ではないと信頼していたのに。

どのような気持ちになりましたか？
そういうことです。
奥様は不倫した夫にそう思っていたのです。

なのに、浮気、不倫がばれた後も不倫が続いていたことは、もっと信じられません。
だって、不倫を認めてもう終わりにするとか、ちゃんと話して別れる。さらに、俺を信じてくれ、妻、家族が大切だから家族を選択するとまで言ったのに。

しかし不倫を終わらせていなかった。
裏では妻にばれないように、どうやって不倫関係を続けるかに必死だった。
なぜ、そんな思考になるのか、後になって夫が言う理由に妻が理解できるわけがないのです。

そればかりか、疑ったり問い詰めてくる妻に、心無い言葉や暴言を吐いた夫も多い。
あの言葉の数々がいまでもフラッシュバックして妻を苦しめる。
夫婦関係を再構築したい気持ちはあるけど、どうすればいいのかわからなくなるのです。

また裏切られるのではないか。
二度とあんな苦しみを味わいたくない。
だから妻は苦しんでいることを夫は自分の心に招き入れ、理解することが必要です。

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夫婦だけで話しても難しい不倫後の夫婦関係再構築

不倫した夫たちの中には、なぜ妻が信じてくれないのか身に染みてきた人もいる。
妻が夫に真実を話して欲しいことはわかってきた。
だからちゃんと向き合おうと、本当のことを言っている。

でもそれは本当か。嘘じゃないのかと妻にはね返される。
でも本当のことを言っているのだから、真実と言うしかない。

それすら否定されるなら、俺はもう何も言えない。
それに妻に本当のことを言ったら、逆に妻を怒らせてしまい、取り付く島がないときがある。
だから俺はどこまで真実を言えば良いのかもわからないし不安にもなる。

ひとつの例ですが、夫婦カウンセリングではそんな「なぜ」を夫が理解するきっかけにもなります。夫婦だけでこの問題を解決しようと話しても、理解し合えず、話は平行線のままになりがちです。

被害者は被害者の気持ち。
加害者は加害者なりの気持ち。
お互いが、「でも」、「しかし」、「それは違う」などは出てくるものです。

後半で詳しく解説しますが、だから妻と夫に対して個々のカウンセリングが必要であり、それなしでは本当のところ、真実、問題点が明らかになりにくいと言っても過言ではないでしょう。
今、多くの相談者様に利用していただいているのがＺＯＯＭによる妻、夫個別のカウンセリングを含めた夫婦カウンセリングです。
要するに、夫、妻それぞれの言い分、言いたいことも聞きます。

カウンセリングで被害者意識がなかなか拭えず苦しんでいる妻に対して、実際どうしたら心がもっと軽くなるのか、妻だけに向き合って適切な解決策をお伝えすることもあります。
妻の気持ちを回復させるために、実践するべきことを夫にだけ言うこともあります。


また、ひとつの例ですが、不倫相手に対処したい妻の要求もあります。
しかし夫とすれば、どうしてそこまでする必要があるのかと思う方もいる。
そんなことを考えている妻なら、夫婦関係が修復できるのか夫としても不安です。

しかし妻はそれに難色を示す夫に、いまだに女を守っていると感じ、夫に対する信頼を損ねていくものです。
また、その行動の是非を聞きたい方もいます。
よって夫婦カウンセリングでは、不倫相手への行動に関しても必要があれば具体的にお話しします。


さらにこのような不安を抱く方も多い。
不倫は本当に終わっているのか。
いまだに連絡だけとっていないか。
不倫相手を邪険にできず（相手の気持を汲んで）ずるずると繋がっていないのか。
そこはカウンセリングでも検証していきます。

そして不倫された妻が納得できることは具体的に何か。
不倫したきっかけ、した夫の気持ち、された妻の気持ちなど、心、感情の部分も大切ですが、具体的に夫はどうするべきか。何をしたらよいのか。
そして妻はどこまでするべきなのか。
その落としどころを探っていきます。





全ての方とは言いませんが、夫婦でカウンセリングに来られる方は、不倫は終わっている、すでに相手と切れている夫が多いものです。
また、不倫相手と完全に終わっていなく、どうしたらよいのか迷われている方もいます。

ただ夫自身が終わらせようと意識していない限り、夫婦カウンセリングは私の意図とは違い、どこまで効果があるか疑わしいものです。
要するに夫婦カウンセリングでは、不倫をやめるつもりがない夫に対して、不倫を終わらせることを説く場ではないからです。

した夫、した妻、さらに不倫女性（不倫男性）の個別のカウンセリングも実地していますが、彼（彼女）らは、不倫から抜け出したくて苦しんでいる方たちなのです。

どんな理由、原因で不倫したにせよ、不倫を終わらせて、あの頃（夫婦関係がよかったと感じる頃、夫本人が頭に浮かぶ頃でよいのです）に戻りたい。離婚は考えていないし、したくない。夫婦でいたい覚悟があるかどうか。
であれば、不倫相手と完全に切れていない状態でもお受けできます。
不倫を完全に終止符を打たせるかは、した本人の課題、本人の責任なのです。
夫婦カウンセリングではどうしたら不倫相手を切れるかをお話しします。

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夫は妻に共感、妻は夫を理解できるか

これまで多くの夫婦カウンセリングを承ってきたなか、夫が不倫した原因、ばれても二度三度と繰り返した原因は様々です。
夫自身の問題である場合もあれば、夫婦関係の問題である場合もあれば、多因子にわたる場合もあります。

もちろん夫にも妻に対しての不満、して欲しいことはあります。
でもそれは妻だって夫に対して大小様々な不満、要望はあるはずですが。

しかし、それが夫を不倫に走らせた理由だったのか。
それが不倫がばれてもまた約束を破り、水面下に潜らせるほどのことだったのか。

実際、これは夫婦どちらの意見も考えもフェアーに聞く必要はあります。
もちろんどんな経緯があったとしても、浮気、不倫をしていいわけではありません。
不倫によってここまで妻を悲しませ、苦しませたとわかったわけです。
だから夫は自分のしたことを反省し、カウンセリングを受けようとしているはずですが、
妻にもわかっていただきたいのは、夫自身のことです。
もし、夫婦関係に何かしら問題があったとしたら、それはどういうことなのか。
事実を客観的に捉える必要があります。
夫の気持ちも知る必要があるということです。

それと夫婦カウンセリングを受けようとする（単独の方もいます）夫は、妻に向き合う気持ちになっていることを認めてあげてください。

男性である夫が、夫婦の中だけで封印しておきたい夫婦問題、
自身のみっともない、浅はかな愚行を第三者にさらけ出すってことは、
それ相当な覚悟があったうえなのです。

いっぽう夫婦カウンセリングを受けようとする夫に言いたいこと。
妻の気持ちがどうだったかを理解するというか共感して欲しいのです。
妻は夫に自分の辛さ、苦しさを一緒に感じて欲しいのです。

もう終わった、もう別れたとか、妻や家族が大切だから僕を信じて欲しいと言って欲しいのではありません。

この妻の苦しみを一緒になって感じて欲しい、わかって欲しいのです。

妻を助けるのは不倫した夫、あなたですよ（コラム）でも解説しております。

そして妻は、夫が夫婦に対して、妻に期待していたことを受け止めて、
男である夫とはどういう人なのかを理解して欲しいのです。

二度と浮気、不倫のない、いい夫婦関係にしていくにはどうすればいいのか。
それと苦しい自分の心を軽くしていくためには、どうすればいいのか。

その回答を得たいご夫婦であれば、夫婦カウンセリングは効果的です。

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夫婦カウンセリングのご説明

カウンセリングを希望される方は、日本だけで言えば、北海道から沖縄までにわたります。
面談方式での対面で実地できる方ばかりではありません。
単独のカウンセリングでもＺｏｏｍオンラインや電話に移行する相談者様が圧倒的です。
だからと言って同室での対面カウンセリングとどう違うのか。
意思の疎通も、理解しやすいかどうかも、カウンセラーが伝える内容もまったく変わりません。
それを理解していただき、オンラインで夫婦カウンセリングを実地します。

さて、その方法は以下となります。
いきなり夫婦一緒でカウンセリングを実地するのではなく、
まずは個々にＺＯＯＭ対面カウンセリング（電話でも可能）を実地します。

そのほうが、経験上、この不倫問題、夫婦問題に対して真実を見い出しやすくなるものです。
それぞれのお話、お気持ちをお聞きするなかで、様々な矛盾点や、夫婦における問題点などがわかります。

夫婦カウンセリング方法

Ａパターン
１．最初に妻のカウンセリングを３０分〜６０分実地します。
２．続けて夫のカウンセリングを３０分〜６０分実地します。
＜休憩を挟み＞
３．最後に夫婦ご一緒に１２０分〜６０分実地します。

Ｂパターン
１．最初に妻のカウンセリングを６０分実地します。
２．続けて夫のカウンセリングを６０分実地します。
＜休憩を挟み＞
３．妻のカウンセリングを３０分〜６０分実地します。
４．最後に再び夫のカウンセリングを３０分実地します。
＊４を省き、３までで終了のパターンもあります。その場合３は６０分となります。

Cパターン
１．すべての時間、夫婦２人での要望があればそれで対応します。１８０分になります。

〇事前に基本情報やこれまでの経緯、状況などをメールで確認し、カウンセラーが把握したうえでカウンセリングを実地します。
〇原則、同日中に連続して実地します。
〇さらにカウンセリングが必要であれば、日を改めて実地することは可能です。
〇個別にカウンセリングをするとき、配偶者様がカウンセリング中の際は、席を外してください。
〇電話、オンラインはどちらでも選択可能です。Ｚｏｏｍが利用できる環境が必要です。


カウンセリング料金

４０，０００円　
延長は３０分につき７，０００円。


予約方法

ある程度の時間を要しますため、事前に申し込みフォーム、もしくは電話による申し込み。

カウンセリングよくある相談へ

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