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不倫した夫(妻)の承認欲求|夫婦関係にどう向きあうか

夫の不倫問題の解決、夫婦回復へ

あなたを心理面、行動面でサポートします!

コンセプト不倫夫が欲しかったもの

子供の頃の承認欲求は歳をとっても変わらない

夫婦カウンセリングの相談者

寄り添い共感され感じる安心感。
手と手を触れ合って感じる温もり。
心が繋がって湧き出てくる平穏な心地よさ。
不倫した夫(妻)が欲しかったもの。

不倫された妻(夫)もそのような欲求はある。
でも、不倫した夫(妻)は人より多く必要としていた。
夫(妻)の幼少期の環境を検証すれば明白だった。
幼少期に養育者(両親など)からどれだけ承認欲求が満たされていたかによって、
欲求する程度は変わってくる。

夫(妻)が欲しかったものを理解してあげてください。
その気持ちを共感してあげると、きっと違う方向に向かうはずです。

夫(妻)がこのような人だと気づかなかったのですよね。
問題を引き起こした原因のひとつだとわからなかったのですよね。

僕は一人ぼっち。
僕はさみしい。
僕には頼れる人がいない。
こんなネガティブな信念を引きづってきた人間とは思わなかった。
だから、
ほめて欲しい。
認めて欲しい。
優しくされたい。
愛情が欲しい。
という欲求は人一倍強いのです。

夫(妻)の心の不安定さはこんなネガティブな信念によるところ。
不倫がばれてからでも、始まってからでもない。
不倫する前でも、結婚してからでもないのです。


夫という人間はどんな人でしたか

不倫した夫と家族

夫の不倫問題として解説していきます。
知り合ってからの彼(結婚後は夫)はどのような人に映っていましたか?

気持ちの揺れが大きく感情的な人ではないでしょうか。
自分より喜怒哀楽の大きな人ではないでしょうか。
イベントや祝い事など、夫婦や家族で楽しむことに積極的な人でなかったか。
夫は私(妻)に向き合ってくれていたのは感じた。
ときにはうざったく感じたりもした。
そこまでしなくてもいいのにと思ったこともあった。
私(妻)のほうが冷めていたかもしれません。

けど、夫にとっては過去(幼少期)にできなかったこと。
僕には無縁のものだと諦めていたことだった。
しかしその欲求はあの頃諦めていたけど、なくなりはしません。
欲求が満たされる環境になると、抑えつけられていた反動でより欲しくなるものです。

不倫した夫が、
「あなた(妻)は家族としてしか見れない。」
とよく言います。
でも、もっと前に、
「あなたは家族。男女(恋人)としての気持ちはない。」
という思いだった妻も存在します。

不安定な子(夫)にとっては、聞きたくない言葉ですし、
妻にそのような空気を感じていたら、しんどいはずです。
要するに、
僕は妻に認められていない。
僕は妻に愛されていない。
となると、幼少期に刷り込まされたネガティブな信念を呼び起こす。
僕は歓迎されない。
僕はさみしい。
僕は一人ぼっち。
僕には頼れる人がいない。
などと。

その寄る辺なさ、自己無価値感の苦しさから逃れるために夫はどう防衛してきたか。
それが結果、夫自身を苦しめてきた。

夫が欲しかったもの。求めていたこと。
それがないがしろにされ、夫が自分を守るために問題行動に走ったということを
いったん理解して、自分の心に招き入れて欲しいのです。

不倫という行動は肯定されるものではありません。
ですが、その問題を引き起こした一因である、夫自身の問題を否定してはいけません。
その部分は聞く耳をもち、受け入れ、共感してください。
夫のネガティブな信念はなくなりはしません。
でも癒してあげることはできます。

夫婦関係が良かった頃は、満たされていたのでしょう。
それはいつの頃でしょうか。
お子さんが生まれる前、二人で生活していた頃の方も多いでしょう。
それがいつからか不足してきて、夫の心に刷り込まされたネガティブな信念が呼び起こされ、
さらに不安定になり、人が変わったようになっていく。

だから出会った不倫相手が優しくしてくれ、男としても認めてくれ、
彼女こそが自分の心の傷を癒してくれる人だと勘違いしてしまう。
それなしではまた無価値感、寄る辺なさ、不安を感じてしまう。
もうそんなのは嫌だ、しんどい思いはしたくない。
不倫相手にはまる。不倫恋愛という行動に依存してしまう夫が出来上がるのです。


夫(妻)のことがわかれば夫婦関係は改善する

夫の不倫相談する妻

どうでしょうか。
浮気、不倫は表面的な部分、単なる性的欲求で片づけられない原因があるのです。
不倫した夫(妻)は、こんなに心の不安定な状態の人たちが多いのです。

不倫がばれた後、そもそもあなたはこうだった。夫婦はああだったからだけではないのです。
もちろん相手の不満に耳を傾け、自分の至らなかった点を改善する謙虚さは必要ですが、
結婚した相手のことがわかっているようで、わかっていなかった。

されたほうの性格や、深い意味で信念という部分も影響しているはずです。
ですからされたほうも自分というものを振り返る意味はあり、
それによって腑に落ちることは往々にしてあります。

自分はどのような相手と結婚したのでしょうか。
違う人と結婚したら、また違う信念をもつ人で、また違う夫婦になったでしょうし、
問題は起きなかったかもしれないし、問題が起きて離婚していたかもしれません。

でも、今ここに目を向けるなら、この夫と夫婦をやっていこうと決めています。
また、それが自分の選択する道で、幸せになる(取り戻す)道だと信じています。

であれば、この機会に夫のことをよく知ってください。理解してあげてください。
不倫した(している)夫に対してではありません。

不倫の対処という行動はそれからです。

夫婦関係にどう向き合うか


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浮気、不倫問題専門カウンセラー河野匡利

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