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不倫された妻のほうがした夫より苦しい|カウンセラーコラム

不倫問題の解決、夫婦関係再構築

心理面、行動面でサポートします!

コンセプト不倫されたほうが苦しい

夫婦カウンセリングの相談者

なぜ不倫したのか。
俺は苦しかった、辛かったなどとばれてから妻に言う夫たちはいる。
自分は妻に承認されていなかったことや、
自分は妻に不当な扱いを受けたことによる心の傷を言っている。

それが事実なのか、事実ならどの程度なのか。
そもそも夫のネガティブな思い込みなのか。
夫婦によって様々です。

でも、これだけは事実ですが、夫は逃げた。逃げていた。
夫が言う苦しさがどの程度かは別として、逃げる場所があった。
その苦しさがどの程度か知りませんが、その苦しさを一時的に感じなくさせていた。
いっときしか効かない不倫という劇薬によってです。
不法行為によって逃げていたことは事実。

その不倫という劇薬を得るため犠牲にしたもの、裏切ったものは莫大だということを忘れてはなりません。


不倫した夫よりされた妻のほうが苦しいことは間違いない

不倫した夫

夫はあの頃、死にたいほど苦しかったのでしょうか。
そこまでではないはずです。

しかし、不倫を知った妻は死にたいくらい辛い。

それに夫みたいに逃げ道がない。逃げようとも思っていない。
逃げたくなっても踏みとどまっている。
それは守りたいものがあることを知っているから。

だからこうも感じてしまう。

「夫、あなたはたいした覚悟もないくせに不倫恋愛に浸っていた。
いったい何をやっていたんですか?
俺は最低なことをした。馬鹿だった、浅はかだったと思いませんか?」と。

本当に思えるなら、まだ救えます。

なのに俺は俺はと曲げない夫。
態度がよくない夫に対して、された妻がフラッシュバックに耐えながら、そこからも逃げずに(逃げられず)、夫婦関係修復に悩むのは理不尽なことです。


不倫した夫は意識を変える必要がある

カウンセリングを受ける不倫した夫


不倫した夫は妻に手を差し伸べてください。

一生懸命努力していると言いたい夫もいるでしょう。
手を差し出したのに、夫の手を振り払う妻だから。

〇夫は私の苦しみが本当にわかっているのだろうか。

〇まだ嘘をついていないか。また裏切られるのではないか、

そんな不安が拭えない妻の心理がわからない夫たち。

〇いつまで過去のことを蒸し返すのか。
〇俺は十字架を背負って生きていかねばならないのか。
〇俺だって努力している。

それに彼女は関係ないと不倫相手を守るような言葉。
虚しさ、悲しさ、そして怒りの感情も湧いてくる。
だから、この人はまた浮気するのではと信じられない。

不倫した夫はされた妻のこの痛みの原因を理解するべきです。
カウンセリングでは個々に詳しくお伝えしますが、
「苦しかったんだね」と妻に共感して寄り添ってあげてください。

妻が不倫に気がついていなかった頃、不倫恋愛に浸り夫は楽しかったでしょう。
でも妻は苦しかったんだねと。

妻に怪しまれながらも、不倫続行中のときもお花畑だったはず。
でも妻は苦しかったんだねと。

妻に不倫がばれても、終わることができず、さらに嘘で固めていた夫だった。
妻はもっと苦しかったんだねと。

夫を信じていたから辛かった、苦しかった。
嘘をつき続けてまでも不倫相手と離れなかったのは、
夫は自分より不倫相手を愛していたからに違いない。
夫は自分より不倫相手が大切だったからに違いない。

だから辛かったんだね。

夫は女と会っていた時、妻のことをどう思っていたのか。
夫が女と過ごした時間、
夫が女に使ったお金、
夫が女にあげたプレゼント。

真実を知りたい。
知ったからどうなるものではないし、
また怒りの感情が爆発してしまうかもしれない。
本当のことを聞いても、辛い。

その葛藤と闘っている自分が辛い。
妻のその気持ちに寄り添ってあげてください。

妻は、ネガティブな記憶をすべて失いたいくらいです。
不倫された妻の心を破壊させたことを、不倫した夫はもっと自覚するべきです。

謝って欲しいのではない。
妻が大切、家族が大事、離婚はしないと言って欲しいのではない。
二度と浮気はしない、信じて欲しいと言って欲しいのではない。

妻がなぜ辛かったのか。寄り添って一緒に感じて欲しいのです。

不倫を終わらせられたのは、不倫から夫が抜け出せられたのは、
傷だらけになりながらも夫婦を守りたい一心な妻がいたからです。

そのことを不倫した夫は忘れてはなりません。

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浮気、不倫問題専門カウンセラー河野匡利

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