どうしたら、彼女(彼)と別れることができるのか。
何度も別れようとしたけど、別れられなかった方。
いったん別れたけど、すぐに復活してしまった方。
彼女(彼)の「別れたくない」「別れられない」に押され、
ずるずると関係を続けてきた方もいるでしょう。
別れを切り出しても、彼女(彼)の言動に恐怖を感じ、折れてきた方もいます。
カウンセラーへ相談する人は様々な方がいます。
既婚者と不倫している独身の女性、男性を想像される方が多いでしょうか。
私のところでは、相談者が既婚の男性、女性のケースが非常に多いものです。
ただし不倫相手は既婚(w不倫)の場合もあれば、独身の場合もあり、数としては同じくらいです。
これまで多くの、「不倫相手と別れるために、どうしたらよいのか」に向き合ってきましたが、
様々な相談を受ける過程で、ある共通のことに気づいてもきました。
それは、不倫している彼(彼女)がどうしても別れてくれない。
のではなく、
不倫相手が別れてくれない、別れられないのを受け入れているのもあなた。
ということです。
「どうしたら、彼女(不倫相手)の依存度が下がってくれるのか。
今度こそ彼女と別れたい。」
そう苦しんで相談されてくる既婚男性も少なくありません。
そんな相談者に接して、カウンセラーはこう感じてなりません。
「そうではありません。依存しているのはあなたでもあります。」と。
あなたに依存している不倫相手を支えているのがあなた。
つまり依存を許しているのです。
もっとわかりやすく言いますと、
彼女(不倫相手)はあなたを失いたくない、必要としています。
必要とされることを必要としているのがあなた ではないでしょうか。
表面的には別れたい、終わりにしたほうがいいがあるけど、
あなたも別れること、終わりにすることが怖いのかもしれません。
でも、「そうじゃないのです。本当に終わりにしたいのです。
でも、彼女(彼)が別れてくれなくて困っています!」と、心底困り果てている様子。
その苦悩も重々察します。
具体的にその原因をあげてくる方もいます。
あなたの家に行って、奥さん(旦那さん)にばらす。
職場に漏らす。
(不倫女性の場合は)死んでやる。
そんな不倫相手も珍しくありません。
不倫相手が男性の場合、たとえ既婚者でも、
別れられない原因はあなたのせい。
こうなったのはあなたのせい。
そうやって脅してきます。
不倫している妻であれば、彼が怖い。何をするかわかりません。
そう思わせるには十分です。
このような事実を聞いても、相談者は本当に別れたいと思っているのか。
疑心暗鬼になるものです。
でも、「本当に終わりにしたいのに。」かもしれません。
であるなら、これまでのあなた、今の意識のままのあなたなら、
不倫相手と別れることはできないでしょう。
もはや共依存みたいな状態とも言えるからです。
もう一度言います。
不倫相手のあなたへの依存。その依存を許しているのもあなたです。
彼(不倫相手)を失うことの不安や恐怖が襲ってくるのではなく、
彼と別れられなくてどうしたらいいのか。
自分で足を踏み入れたのに、苦しみだしている不倫女性たち。
過去に過ちを犯してしまった妻たちのなかにも、そのような方はいます。
自分のことをいっぱいほめてくれた。
優しくされ、一人の女性として大切にされた。
夫と冷めきった夫婦仲であればあるほど、不倫相手に引かれたことでしょう。
男性(恋愛関係)に、慣れていない女性であれば、
このような男性がどんなつもりなのか読めるはずがありません。
でも、よくある実例ですが、
彼に違和感を早い段階から感じる場合もあります。
不倫相手がやたらと拘束してきたり、制限してくる。
自分をコントロールするような言動、態度を出してくる。
細々とした予定を逐次確認してきたり、
連絡がない、遅いとキレて、不機嫌になる。
スマホをこっそり見られていた方もいます。
さらに自分の立場もわきまえず、旦那とのこと、他の男性のことで嫉妬する。
「怒ると取り付く島がなくなるので、言えなくなってしまう。」という状態です。
楽しいときは楽しいのですが、そんな一面を出してくる彼が段々嫌になってくる。
それと、自分の家族(旦那)に対して罪悪感も芽生えてきたりする。
しかし、なかなかきっぱりと言えません。
言うは言っても、彼は別れるとは言わないわけです。
都合がいい女と化しているあなたを繋ぎ止めておきたいから。
彼らは不倫関係なのに、
自分はあなたのために色々してきたとか、
自分がこうなったのはあなたのせいだとか、
自分がここにいて関係してるのはあなたのせいだとか
あなたに責任転嫁してきます。
こちらが正論を言っても、論点をすり替えて悪者扱いしてくる始末。
「私がいけないのでしょうか。」と、思っている方も少なくありません。
強引に去ろうとしたら何をされるかわからない恐怖。
カウンセラーが率直に感じることは、
相談者は、かなり洗脳されている!です。
してはいけない行動に踏み入れたことは深く反省するべきですが、
不倫相手にコントロールされていることを受け止めることです。
支配的な関係を維持することによって、自分から離れさせなくしている。
男尊女卑的な思想も入っている男たちもけっこういます。
何が問題なのか!?
これまでの意識を大きく変えないと難しいのです。
不倫相手がどうしても別れてくれない。
別れを切り出しても別れてくれない。
という意識は手放すことです。
別れられるか、別れられないかは自分自身にかかっているのです。
つまり、非情にならなければ、こんな依存状態な相手と別れることはできない。
皆が傷を負わずに、上手く終わらせることなどあり得ない。
不倫していた張本人である自分、そして相手は、大きな傷を負うことになる。
とくに依存状態だった不倫相手にとって、現実を受け入れられないのは当然。
だいたい恋(不倫恋愛ですが)の終わりは、そんなものです。
現実を受け入れたくないから、死ぬとか、ばらすとか言う。
まともな心理状態ではありません。
それらをまともに受け入れていたのがあなたです。
そこを乗り越えられないと堂々巡りです。
あなたにとって、もっと避けたかった問題が降りかかってくるでしょう。
これまでと同じようなカウンセリング、対処では難しいと思います。
もっと現実的な対処が必要なのです。
カウンセリングでは、
不倫が始まる前のあなたの過去、不倫相手の過去。
(不倫相手に対しては把握している範囲)
あなたと不倫相手との関係性をはじめ、
今の状況がどうしてこうなったのかを検証しますので、
できれば90分の時間をお勧めします。
電話カウンセリング 60分 12,000円(通話料無料)
電話カウンセリング 90分 18,000円(通話料無料)
Zoomオンライン 90分 24,000円
3カ月継続カウンセリング 65,000円
内訳 電話60分×6回(開催は相談者のペースにて)。
数か月かけて、意識を変えて、行動も変えていきます。
不倫相手との状況の経過を確認しながら、都度サポートをしていきます。
よくある相談、質問へ
〒289-1104
千葉県八街市文違297-162
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直通.090-2525-7449